コットンが好き (文春文庫 た 37-7)

著者 : 高峰秀子

• 文藝春秋 (2003年1月10日発売)

感想・レビュー・書評

[ryuminさんの感想 · 2011年11月8日]

忙し過ぎた半生分、すごく大切に毎日の生活を楽しんでるんだなぁ、と感じた。
ご夫婦仲良し感がほのぼの伝わってきて、それもステキ

[Booktenderさんの感想 · 2011年2月27日]

人生を共にした“戦友なモノ”たちを彼女自身がセレクト。

昨年末静かにこの世を去った昭和を代表する女優、高峰秀子。彼女の凛とした生き方とともにあったのは、常時“コキ使っている”同じ時間を共にした戦友のようなモノたち。P115の「卵・三題」がとくによいです。

[wabisabikoさんの感想 · 2010年8月3日]

誰もが知る大女優、スター人生が長かっただけに結婚後は日々の暮らしを丁寧にじんわり味わう生き方をされているようでとても素敵だ。
家事の腕も一流なんだろうなあ。
何事も一流人は違うな。

骨董屋めぐりが好きで、身の回りのもの一つ一つに愛着や自分の歴史をこめて愛している。

[ももいろさんの感想 · 2010年5月21日]

すてき。センスも交友も心もすてきな人。高峰さんの美しい愛用品の写真もカラーで盛り込まれています。文章がいい。好き。いつも読んでたら、すてきな人になれそう。(●^も^●)

[もぐさんの感想 · 2009年10月30日]

今はまっている「日常を丁寧に」シリーズ。
自分のすきなものを貫いて、それを大切に毎日を過ごすひとってやっぱ楽しそう♪

[あっこさんの感想 · 2007年10月21日]

女優さんとしても好きですが、文章も好きです。

[maruco05さんの感想 · 2004年12月21日]

物にたいする愛着や思いが訥々と書かれていて気楽に読めるエッセイ。
天然生活やクゥネル読者にオススメです。

著者プロフィール

高峰 秀子（たかみね・ひでこ）：女優、随筆家。1924年北海道生れ。5歳のとき映画『母』で子役デビュー。以後、『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など300本を超える作品に出演。キネマ旬報主演女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞ほか、受賞数は日本映画界最多。55歳で引退。名随筆家としても知られ、『わたしの渡世日記』(上・下、新潮文庫)で第24回日本エッセイスト・クラブ賞受賞。2010年12月28日死去。享年86歳。

「2024年 『高峰秀子　夫婦の流儀　完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」