ありふれた風景画 (文春文庫 あ 43-3)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167722036

感想・レビュー・書評

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  • バッテリーだとか名の知れた作品を読んだ後に、改めて読み返してみると、あさのあつこさんのまた違った顔が見れるのではないだろうか。

  • 2009/10/12 読了

    『美しい人には激情が何より相応しい。』


  • 言葉の美しさを感じた作品。


    なんだか色々大事なことを教えてもらった感じ。
    決め付けてかかるのは、そこから前に進めないってことなんですね。


    世間が抱いているあさのあつこさんのイメージからすると、
    異色な作品なんだろうな。

  • 久しぶりのあさのあつこ作品!
    青春小説と言ったら…あさのあつこさん!

    女子高校生2人のお話。
    10代の友情や恋愛の小説だったらあさのさんでしょう。
    『カールズ・ブルー』とはまた雰囲気が違う物語でした。
    結構複雑な設定でタイトルは「ん?」と思いましたが、色々考えさせられるお話でした。
    毎回思うのですが…あさのさんってどうしてこんなに10代の感情がリアルに描けるんでしょうね〜。
    本当にすごいです。
    10代…いや、高校生って若いな〜。

    最後の結末は薄々勘付いていましたが…驚きました。
    個人的にはあさのさんのもっと明るい感じの小説が好きかな。



    「運命って変えられますから」

  • なんとなく、読み切れてしまう、みたいな印象。

    何かが特にあるわけじゃないけど、読むのに抵抗はないです。

  • 2009.07.01

  • さらっと読むには向いていると思う。

  • いわゆる少数派の人たちのお話。寄り添って生きていくことを決めたふたりがいいなと。でも恋愛関係になっちゃうんだーと、なんかそこは違和感なんですが。。同性愛という設定が必要だったのか疑問。挿絵が山田ないとでうれしい。

  • あさのあつこさんの書く少年・少女はいつもとても真っ直ぐです。
    今回のお話の少女達も、ときどき脆く崩れそうになりながらも真っ直ぐ誇り高く生きようとしています。
    自分だけは自分を偽らない。
    その姿勢が清々しいです。

  • あさのあつこさん、小学生のときに好きだったから読んでみたんだけど。
    こんなお話とは。
    展開が意外だったんだけど、ちょっぴりキュンとしました。
    もっと平凡な女の子の話のほうが好き。

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著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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