オレたちバブル入行組 (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
4.10
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本棚登録 : 17926
感想 : 1762
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167728021

感想・レビュー・書評

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  • どうしてもドラマのキャストに当てはめて読み進めてしまいました。オチがわかって読んでるのに、ワクワクしながら、爽快感を得ながら、気持ちよく読めました。イイね。

  • 面白かったという内容しか覚えてない。再読してちゃんと感想書きます。

  • ここんところ、よく耳にする池井戸作品。
    その代表作が「下町ロケット」だけど、まだ文庫本化されていないので、
    いや、ケチってるわけではないのよ。
    通勤カバンに単行本は重すぎるだけで。

    で、たまたま聞いたラジオドラマ「下町ロケット」がすこぶる面白く、これは本で読みたいと思ったわけだが、まだ文庫本化されてないので、これも評判が良い「オレたちバブル入行組」を先に読んでみたという訳。

    久々に出会ったお気に入りの作家さんです。
    非常に面白く、痛快で、読みやすいので、実は朝方4時まで読みふけってしまった。
    読了するまでページをめくる手が止まらなかったのだ。

    ちょいと池井戸作品は、いろいろ読んでみようと思います。
    なもんだから、続けて「空飛ぶタイヤ」行きます。

    で、これらの本は通勤の帰りに寄る本屋さんで入手するわけだが、「空飛ぶタイヤ」の下巻が在庫切れだと。
    上巻があって、下巻がないってのはどういう事?

    とりあえず上巻だけ買って、下巻は「注文されますか?」との問いに「結構です」と答えてしまった。
    ネットだったら、今や2日で届くもんね。

    本屋さんにはガンバってもらいたいと思うよ。
    足を運んで、ペラペラめくって選ぶってのは楽しいことですもん。
    ただ、利便性を考えて要所でネットと使い分けさせてもらいます。

  • 支店長命令で無理に融資の承認を取り付けた会社が倒産し、責任を押し付けられる半沢直樹。融資五億円の回収に奔走する銀行マンのストーリー。

    言わずと知れたテレビドラマ「半沢直樹」の原作小説です。

    ドラマの方が難しく感じる銀行用語などがわかりやすく、エンタメ性も高いので、ドラマ向けにかなり改変されているんだなぁと感じた。

    特にキャラクターの掘り下げ方。
    ドラマ大和田常務がキーとなっていますが、原作では木村という部長代理に土下座させたり、妻の花はサバサバ系ではありますが、ドラマのようなキュートな癒し系ではありません。
    支店長の浅野の結末もドラマの方がドラマチックだった。

    それと、「倍返し」についても、1度くらいしか言ってない。

    全体として小説は細部に丁寧な描写があり、読み応えのあるエンタメ小説になっている。

  • 久しぶりに仕事のやる気を出したくて再読‼︎
    銀行員という仕事の大変さ、銀行という組織の難しさの渦中で、組織にのまれず上司にも言いたい放題な半沢は読んでるだけで爽快!勧善懲悪万歳!

  • 教科書並みに読み込んでるから、展開も分かりきった上で読んでるけど、やっぱり面白い。
    悪は必ず成敗され、正義は勝つって言うこのシナリオが読んでて爽快。序盤で結構追い込まれて八方塞がりかと思えば、思わぬところから追い上げる。ページを捲るスピードはどんどん早くなるよね

  • 面白くてスカッとする反面、勧善懲悪にしてはネチネチやりすぎじゃないかとも思えた。ギリギリのところで立ち止まったので少しホッとした。

  • ちょっとうまくいきすぎでは、と思う場面もあったものの、悪者をとっちめるというわかりやすいストーリーでおもしろく、読後はスッキリしました。
    半沢があまりにも上司を痛めつけ、しかもその上司の心情も丁寧に描かれているので、最後の方には思わず上司に感情移入してしまいました。半沢の弱い部分はあまり描かれておらず、一方の上司は最後ドロドロした部分丸出しで人間味いっぱいなところも、感情移入しやすかったのかもしれないです。自分の中の黒い部分を指摘されているようで、読んでいる時胃がキリキリと痛みました。
    東田みたいに徹底的に悪者になれない私は、最後は正義が勝つ、ということを肝に銘じたいと思います。

  • 初めて買った池井戸潤さんの本。
    半沢さん良い。勧善懲悪ですっきり。

  • 本で読んでも面白い。
    東田、浅野支店長

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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