シャイロックの子供たち (文春文庫 い 64-3)

著者 :
  • 文藝春秋
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本棚登録 : 7572
感想 : 777
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167728038

感想・レビュー・書評

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  • 池井戸潤さんのシャイロックの子供達を読了。

    とても切ないお話でした。

  • はじめて池井戸潤読んだかな?
    おもしろかった。銀行も大変だなー。

  • 池井戸潤氏の銀行を舞台にした群像ミステリーです。
    都内のとある銀行で起きた現金紛失事件が予期せぬ事件へと発展していきます。

    短編集のように一話完結型で物語の語り手が様々な人物に移り変わっていきます。つまり、銀行で起きた「事件」が様々な人物の視点から語られて結末に向けて進んでいくのです。

    語り手のバックグランドを理解しつつ、「事件」を読み解くことで、物語の深みを感じることが出来ました。

    なお、登場人物が多いために読み始めの頃は何度かページを戻って人物を確認しました。巻頭に人物紹介等かあるとより分かりやすいと感じました。

  • 東京第一銀行長原支店が舞台。そこで働く行員それぞれにスポットを当てる形で書かれる。さまざまな事件をめぐる人間模様が面白い。

  • 短編集と思いつつどの話も繋がっている。
    営業職の自分には身につまされるエピソード多かったです。初読で登場人物把握出来なかったので2回読みました。

  • 池井戸作品はそんなに読んでないでがこの作品はミステリーでした。銀行に勤める様々な人の話しが各話ごとにでてきます。

  • 銀行の長原支店の、それぞれの行員の短編集、かと思いきや点と点が繋がり始め中盤を過ぎると一つの大きな事件となっていく。
    行員の裏の顔、とまではいかなくても角度を変えると違う顔が見える。
    まさか戦犯があの人だったなんて。

  • シャイロックの子供たち (文春文庫)
    著作者:池井戸潤
    発行者:文芸春秋
    タイムライン
    http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
    facecollabo home Booklog
    https://facecollabo.jimdofree.com/
    安倍サダヲさん他、豪華キャスト陣が集結。
    公開日:2023年2月17日(金)〜
    公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/shylock-movie/
    Twitter:https://mobile.twitter.com/shylock_film

  • ドラマ、映画化が決まったので読み始めた。
    なるべく俳優を当てはめないフラットな世界で読みたい。
    頭の端に、誰がどの俳優なんだ?と思ってはいるけど。。
    半分少しまでは銀行内の登場人物がオムニバス方式で進んでいく短編集の感じ。何回か、読みやめてしまいそうになったが、我慢した先の世界がすごかった!
    そうなるのか!?と声に出して言ってしまいそうになる。
    終わって、もう一度頭から読んでしまう作品。

  • オーディブルで聴きました。
    良かったです。昔は花形職業だった銀行ですが、ある意味特殊な世界でその業界で上り詰めていくのは大変だったんだろうな、ノイローゼになる人も多いと聞いた事あるし、リアリティーを感じながら聴きました。

    オーディブルでも楽しめる作品ですが、登場人物が覚えきれなくてちょっとパニックになるという、オーディオブックあるある

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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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