- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167728045
感想・レビュー・書評
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出向させられた同期の近藤が途中から生まれ変わるところが爽快だった。
ドラマは見てたけど忘れたころに読むのもまた良し。 -
中小企業に出向している近藤は、かつてはエリート候補生であったが心の病で出世街道から離脱してしまう。しかし、出向先の不正に勘付いてから、少しずつ銀行員としてのプライドや誇りを取り戻していく。
主人公の半沢も、銀行という特殊な組織の体質と戦いながら、自身の正義と誇りのために突き進む。
自らの保身のためでなく、目の前の顧客と向き合う。そんな銀行員としての当たり前の姿勢を、初心を、原動力として半沢たちは格闘していく。
自分たちの仕事ぶりにも、照らし合わせながら、近藤や半沢たちが果敢に組織の闇へ切り込む姿は痛快であり、そして、勇気をもらった。
組織の中で働くことは、綺麗事ではない。だから、こそ自分のポリシーを大切にしていきたい。 -
「バブル入社組」世代の苦悩と戦いを鮮やかに描く。巨額損失を出した一族経営の老舗ホテルの再建を押し付けられ、東京中央銀行の半沢直樹。会社内の見えざる敵の暗躍、金融庁「最強のボスキャラ」との対決、出向先での執拗ないじめ。四面楚歌の状況で、絶対に負けられない男達の一発逆転はあるのか?(親本は2008年刊、2010年文庫化)
・第一章 銀行入れ子構造
・第二章 精神のコールタールな部分
・第三章 金融庁検査対策
・第四章 金融庁の嫌な奴
・第五章 カレンダーと柱の釘
・第六章 モアイの見た花
・第七章 検査官と秘密の部屋
・第八章 ディープスロートの憂鬱
半沢直樹シリーズ第2作。勧善懲悪で、読んでいて楽しい。3時間余りで一気に読んでしまった。
半沢直樹の活躍ぶりも痛快だが、本書のもう一人の主人公は、銀行で競争に破れた近藤の復活の物語でもある。本書の最後で、出向を解かれ銀行に戻ることが出来た近藤。一度失敗した男が、トラウマを克服し、職業人としての誇りを取り戻す様は、多くのサラリーマンの共感を得るのではないだろうか。 -
2017.9.12 読了。
半沢直樹かっこいい!
最後の5行。これがしっかり心にあれば怖いものなんてないと思った。
これまでがドラマですね?次からは未知です。
読みたいっ!てなったら読みます。
花ちゃんドラマと少し違いました。
上戸彩ちゃん可愛かったなぁ。 -
働く際に色々な軋轢があると思うが、
何を大事にして働くかで
自分が自信を持って誇りを持って働くことができるか教えてくれる
痛快な小説。 -
半沢直樹かっこいい。「基本は性善説。しかし、やられたら、倍返し。それが半沢直樹の流儀だ。」ドラマとは少し違ったが面白い。気持ちいい。次はロスジェネの逆襲だ。
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ドラマを先に見、かなり嵌り
毎週、見入ってました。
最後に、半沢の出向に唖然。
でも、次の「ロスジェネの逆襲」に期待w