- Amazon.co.jp ・本 (133ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167791018
感想・レビュー・書評
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大阪でホステスをする姉とその娘が、三日間だけ東京に住む妹のもとへ上京する。
姉は豊胸手術することに取り憑かれている。娘は喋ることを拒み、筆談で会話を行う。
子を産み、変わる自身の体。美を求めるそれとは違う、それ。
100ページに満たない一冊だが、読了後の疲労感は否めない。
読みづらい。内容は良しとして。いや、良くないか。個人的には合わなかったというべきか。
一文も恐ろしく長い。こんなにも句点で繋ぐ文章は中々お目にかからない。
芥川賞受賞作のようです。 -
さすが芥川賞受賞作。むっずかしい。再読案件ですねこれは。こてこての大阪弁だったり、一文がやたらと長かったりで読みにくかったけど、そこを味わえたら強いんだろうね。
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52ヘルツいいなぁーーーー
鎌倉うずまき案内所ですか、聞いたことないですけど、なんか優しそうでいいですね!
あしたにでも本屋さん覗いてみよう...52ヘルツいいなぁーーーー
鎌倉うずまき案内所ですか、聞いたことないですけど、なんか優しそうでいいですね!
あしたにでも本屋さん覗いてみようかな
でも積読があるんですよね笑
秋を口実に買いすぎちゃって✌︎('ω')✌︎2021/10/04 -
鎌倉うずまき・・・少しだけ、少しだけですよ!
私のレビューをどうぞ。
あんまり読んだら楽しみが~連作と良く言いますが、あんなに連作しているの...鎌倉うずまき・・・少しだけ、少しだけですよ!
私のレビューをどうぞ。
あんまり読んだら楽しみが~連作と良く言いますが、あんなに連作しているのは凄い!2021/10/04 -
2021/10/04
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一文が非常に長く、読み慣れるまで時間がかかる。
しかし文章のリズムに慣れてくると一気に川上ワールドに引き込まれてしまう。
夏物語を先に読んでしまったので、重複する場面もあったが、小学生の緑子の考えに共感するところもあり楽しく読むことができた。 -
生々しくて湿気ててカラカラ。
景色がはっきり見えた。血の匂い。
狂気的なのに、ありえる。全然。
それにしても最初っから最後まで胸、
愛は瀕死も良かった -
うーん、なんだか読みにくくて
途中でやめてしまいました。
あまり話の展開がなくて、先が気になるとか早く読みたいという気持ちにならなかったなぁ。
わたしには合わなかったみたいです。 -
乳と卵の続編が発行されているらしいので発売当初に読んだこちらを再読した。
女や母であることの葛藤や大人になってゆくことの戸惑いをその核心に触れることなく描いている。
独特な言い回しとリズムと言葉選びはとても小気味いい。
もやもやや、得も言われぬ気持ち悪さとか、言葉にできない苛立ちの表現が、卵をぐちゃぐちゃにする行動。
突飛な行動だけどほんそれ!まことにその表現わかる!いーーーとなったら自分に卵投げたいその感じ。女の心のぐちゃぐちゃってこれだよねと必要以上の感情移入(笑)
物の状態の説明の比喩が簡単な言葉の羅列で、実に的確で面白いく分かりやすい。川上さんの形容は天才的
「あなたたちの恋愛は瀕死」短編入り -
頭の中に思い浮かぶことがそのまんま文字化されているような感じなんだろうか。
独特の文体に戸惑うところもあるけれど、他人の頭の中をそのまま覗き見せているみたいな感覚で読み終えました。
面白かったというか…オンナがむわんと匂ってくる感じでなかなか生々しくて、あぁオンナってこういうところ(嫌なところも含めて)あるなぁと、登場する女性それぞれに少しずつ共感できる部分がありました。