あなたに、大切な香りの記憶はありますか? (文春文庫 編 20-3)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167801564

感想・レビュー・書評

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  • いい香りの大好きなわたしにとっては、心惹かれるこのタイトル。
    そして、国語編集時代に、先生方が大好きだった二大小説作家(杉上調べ)、重松清と角田光代の作品が入ってるからには読まねば!ということで購入。
    やっぱり、重松清と角田光代は圧倒的な実力だな、と再認識(わたしが言うなんておこがましいけど・・・)

    実家の香りとか、わかかりしころにつけたコロンのかおりとか、昔大好きだった人がよくつけてた香水の香りとか、卓球人ならチャックの独特の香りとか(笑)、ふと、似たような香りで昔を思い出して懐かしく思うことってあるよね。

    今の我が家はイギリスで購入した Jo Malone のネクタリンの香り。いつか懐かしく思い出すことがあるのかな。

  • 8人の作家の8つの話。
    普段読まない作家ばかりだけど、さらっと読めた。
    読んでいるといろいろな香りを想像してしまう、いい本。

  • 香りと音楽はずるい。
    だからお別れの日にいつもより香水をたくさんつけたりする。

  • アンソロジーを読むと必ずと言って良いほど1つくらいはイマイチな話が入っていた。でもこのアンソロジーはどれも結構楽しく読めた。特に最後の話にはやられた。それまでの作品は香りに対して安心して読めるというか、納得できるという感じだったが、最後の話はぞっとする怖さというか・・・香りって怖いなぁ。他の作家さんとは違う方向の作品を書いた高樹のぶ子さんにびっくり。初読の作家さんだったので機会があれば他の作品を読んでみたいと思う。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿川佐和子の作品

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