ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198607098

感想・レビュー・書評

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  •  再読。映画はマルクルとカルシファーが可愛かったので許しますが、やっぱり原作が大好き。呪いでお婆ちゃんにされて落ち込むどころか逆に気が強くなるソフィーと、最強の魔法使いなのに臆病でナルシストで女たらしで現実逃避癖が強くて拗ねると緑のねばねばを大量生産するハウルが大好きです。
     ソフィーの思い込み(末っ子信仰とかハウルの行動とか)がミスリードになってるのが面白いです。どんでん返しのハッピーエンドが大好きなんですが、見直すと「いつ好きになったの?」って唯一不満に思ってたハウルとソフィーのフラグがきちんと丁寧に積まれていて申し訳ない気持ちに(笑) 本命のピンチに身だしなみも忘れて駆けつけるハウルが好きだよ! あとカルシファー可愛いよカルシファー。

     作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズ様のご冥福を心よりお祈りします。

  • こういう話なのね。設定は似てるけど、ストーリーはかなり映画の記憶(かなり古いけど)と違う。
    面白い。2-3も気になる

    ただ、たぶん翻訳のリズムが悪い気がする。。少し詰まりつつ読んだのは、翻訳の日本語のせいか、もともとのダイアナのリズムなのか。原文に触れて確かめたい

  • 言わずと知れたジブリの名作なので、軽い気持ちで読み始めた。ム、設定がちょっとずつ違うぞ?ソフィーは思ったよりも勝気な性格だし、ハウルは映画よりもヘタレな気がする。だが、原作も映画もそれぞれ良いところがある。ハウルは現実世界から来たのか…まさかゲーム機が出てくるとは。

  • ジブリの原作で一番好き
    続編も読んだし、英語でも読むくらい好き

  • 映画とは別物。
    ハッター三姉妹がちゃんとみんな出てくる。そして母親との関係も小説だとよく分かるから映画見てて分からなかったところは解決した。
    ソフィーがだいぶ情緒不安定。ハウルはハウルで結構なよなよしてる。「ぼくたちってこれから一緒に末永く幸せに暮らすべきなんじゃない?」ってこの小説のハウルじゃないと言えないと思うし、ハウルじゃないと様にならないとも思う。
    ソフィーが魔法使いで帽子に無意識にかけてた魔法の伏線回収が凄かった。すっかり忘れてた。

  • 掴みどころのないふわふわした話だけどソフィーの家族の関係性は生々しいと思った。
    長女がうまくいかないと言われているのは周りを優先してしまう性質だからだろうか。

    おばあちゃんになってからのソフィーが常に情緒不安定でおかしかった。

    「ぼくたちって、これからいっしょに末永く幸せに暮らすべきなんじゃない?」という少し回りくどいセリフがハウルらしいと思った。

  • ジブリの「ハウルの動く城」の原作。いろんなところがアニメとは違って、アニメをイメージしながら読むと頭が少し混乱するけど、これはこれでファンタジー感があって面白い。

  • 学生の頃買っていた本を、もう一度読んでみました。
    読むのは2回目です。

    初めはジブリの映画からきましたが
    こっちのソフィーは映画のイメージに加えて
    元気でわがままでイライラもする!!笑
    とても共感できるところの多い女性でした。

    そして映画同様、
    全てを見通して動いているハウルがかっこいい…!
    なんか頼りないのに、すごくかっこいい。笑

    物語の結末も意外で、ハラハラわくわくしました!

    次のシリーズも読んでみようと思います。

  • ジブリ映画のほうを観て、細かい設定とか気になったので読んでみた。結果、スッキリしました。

    ジブリとは話の展開が全然違うけど、こっちも面白かった!やはり本のほうがソフィーの心情が細かく書かれていて、置いてけぼりにならずに読めた。結末には驚いたけど!

    「私は長女だからうまくいかない」自分で自分に呪いをかけていること、私にもあるかもしれないなと認識していたい。

  • ハウルのつけている「ヒアシンスの香りがする香水」のことが
    読後何年も経っているのに、とても気になっています。

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著者プロフィール

ダイアナ・ウィン・ジョーンズ(Diana Wynne Jones)
1934年8月16日 - 2011年3月26日
イギリスのファンタジー作家で、子ども向けの独創的なファンタジー小説を記す。代表作に『ハウルの動く城』『大魔法使いクレストマンシー』のシリーズがある。
2004年に『魔法使いハウルと火の悪魔』が宮崎駿監督・スタジオジブリ作品「ハウルの動く城」として映画化され、日本でも広く知られるに至る。

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