拝金

著者 :
  • 徳間書店
3.62
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本棚登録 : 3231
感想 : 545
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784198629663

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい

  •  小説と呼ぶには微妙ではある。
     だが、内容としてはそこまで悪くなく、スピード感を持って読める。登場人物や舞台設定の性質上、読者はどうしても著者と重ねてストーリーを追うことになる。伝記のように人物を追っていける面白さがあるが、読んでいると延々と著者の言い分を聞かされている気分になるのも事実である。
     また、ゲームに関しては物語の装置の一部に過ぎないと思っていたから、そこまで多くのページを割きたくなかったのだろう。しかし考え方や描写があまりにひどく感じた。

  • 堀江貴文の小説。フィクションとはいえ現実のライブドア事件を彷彿させる設定は面白く、後付けかもしれないが彼があの時期に何を考え行動していたのかという一部分が垣間見える様な気がした。
    なぜ近鉄バッファローズを買収しようとしたか、フジテレビ・日本放送のバイアウト事件もこういった背景があったのかと気づかされる。
    ITをめぐる時代の変革期に、切り口の異なる視点でビジネスを展開するチカラはこういうモノなのか…と感心させられた。
    現在は服役中であるが、異なる視点で眺めると時代を切り開くべき人材であったような気がする。正論だけでは戦えないのか世の中の仕組みにおける恐ろしさも痛感した。

  • 著者が自身の経験を脚色して執筆した自伝的小説。収監されて話題になったこともあり初めて読んでみた。舞台裏で何が起きていたかは知る由もないので、どこまでが事実でどこからがフィクションなのか判別できないが、新聞やテレビで盛んに報道されたイベントに沿って物語が進行して行き、人物や会社の名前もほとんどそのまんまなので、まるで事実がこうだったのように読めるのがミソ。事実に絡めて興味を惹く手法は目新しい。これがただの小説だったら内容が薄すぎるという印象でやはり2冊目が読みたいとまでは思わないかな。

  • 著者が体験した、一般人からしたらある種別世界の体験を小説を通して疑似体験させてくれる、素晴らしいエンターテイメント作品。著者の言いたい事が読む人へストレートかつシンプルに伝わってくる。読み終わった後の妙な爽快感は今まで読んだ小説の中でもピカイチ! 初めて小説を書いたとは思えません。恐るべしホリエモン。

  • 堀江貴文の『拝金』

    ホリエモンの実体験をほぼ小説化した様な内容。

    単純に面白かったw

    ホリエモンはこうやって這い上がって、騙されて、捕まったんかなってと言う思いと、この本では描ききれない闇の真実も沢山有るんじゃろうなぁw.

    しかし、よく出来過ぎた内容なんで、ゴーストライターが書いたとしか思えない(笑)

    2018年68冊目

  • ホリエモンが書いた、ホリエモンをモデルにした自伝小説。
    フィクションも交えつつ、ほとんどはリアルにあったことを書いているのではないかと予想。
    特に、女性関係の生々しいやりとりは、ほとんど事実なのだろうと思う。
    どんな億万長者でも、モデルでも女優でも、皆同じ人間なんだなーと思ってしまった。

    そして、今更ながら思ったのは、ホリエモンは本当に小説の主人公のような人生を送っているということ。
    今後もどんな面白いことをやってくれるのかと、勝手に期待している。

  • ぱっと見難しそうだなーと思っていたので、人にお勧めされるまでは読もうという気にはならなかった。しかし読み始めてみるとそんなことはなく、普通に面白かった。

    自分とはかけ離れた世界。そんな世界で過ごしてみたいという気持ちもあるが、それと同時に私にはそんな頭はない、という思いもある。それを小説という形で擬似体験できたのだから、もっと早く読めばよかった。

  • ホリエモンやっぱりすごい。。。

    「口は悪くても純粋」というイメージ持っていたけど、

    読んでたら、うーん、やっぱり

    もうちょっと「俺様、俺様」しなかったら、
    人をゴミのように言う言い方とか辞めたら
    もっと色々うまくいったのでは?と思う事がチラホラ。。。

    記者会見や取材で、「大手メディアにはクソ生意気に、若者向けメディアには気さくな兄貴のように」って文章出てきて、

    え、いつものあれってわざと(戦略ってか演出)なの?!って思った。

    頭ほんっとに良いんだろうな。。。

    権力者が
    情報操作したり、とかは
    どんどん暴かれてより良い世の中になってくるんじゃないかな。これから。。。

    巨額のお金を動かしたり、こういう生き方をしていないから、
    こんな世界もあるんだなと
    擬似体験できるし、

    もっと色々考えたり、行動起こして
    世界広げよう!って思える本。

  • 堀江さんの自伝的小説

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著者プロフィール

1972年、福岡県生まれ。実業家。ロケットエンジンの開発や、スマホアプリのプロデュース、また予防医療普及協会理事として予防医療を啓蒙するなど、幅広い分野で活動中。会員制サロン「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」では、1,500名近い会員とともに多彩なプロジェクトを展開。『ゼロ』(ダイヤモンド社)、『多動力』(幻冬舎)、『時間革命』(朝日新聞出版)、『最大化の超習慣』(徳間書店)など著書多数。

「2023年 『(仮)2035 10年後のニッポン ホリエモンの未来予測大全』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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