- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784198636142
感想・レビュー・書評
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ジョーンズ作品らしい気が強くて頑固だけど賢くてかわいい女の子が主人公。やーハウル一家はあいかわらずずるい!テンポの良い会話ににやにやします。おもしろかったー。
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久しぶりのハウルシリーズ。
残念ながら1、2巻の内容を忘れてしまったところもあったので、「何のことだっけ」と感じる部分もあったが、随所にちりばめられた伏線など、楽しくファンタジーに浸れた。
また1、2巻を読んでから、再度3巻目を読んでみたい。 -
ちゃぶ台返しが見事に決まり。何かあるぞ、あるぞとワクワクしながらも期待を裏切られないのは気持ち良い。
主人公チャーメインの性格が本の虫で、現実逃避に本を使っている事が自分と同じで、もぞがゆかったり。笑。
主人公が成長する事より、ストーリーや設定の妙を楽しみたくなりながら読んでた気がする。
折り重なった家の地図や、家事をコロボックルが行ってるところはハリーポッターを思い出させる。
ハウルに出てくる魔法達は、呪文を唱えてホイッ!て感じじゃなく、流れの中で使われてるから、何が現実で何が魔法なのか曖昧になっていく。
自分たちの世界の電気製品のようなものの存在なのかしら。あれらが、何をどうして、どのタイミングで使うかなんて意識してないものね。 -
バタバタ、わくわくの楽しい一冊でした。
D.W.ジョーンズ節炸裂!
私は相変わらずハウルにクラクラしてましたが←
終わり方が強引だった気がするけど、じわじわくるチャーメインの成長や、物語の脇でバタバタ走り回っているハウル&ソフィー夫婦が微笑ましかった!
次回作、もうないなんて残念。
チャーメインが魔法使いとして活躍する話や、彼女が結婚するのはピーターではなく、あの人かも…
とかそういう妄想に答えが永遠に出ないなんて
でも、読んで満足できたので、☆よっつ! -
念願の続編。
途中、この残りページ゛数でどうやって最後まとめるのか?!と思ったけれど
みごと終わりました(笑)。
達人技。
チャーメインの魔法はソフィーの魔法とよく似てるなぁ。
今回のハウルは…あれは何なのだ…なんかもう…ソフィー大変だな(笑)。
個人的には前2巻に比べてちょっと物足りない感はあったけど、DWJらしくて楽しかった。
ラボック恐ろしく、「宿なし」大変チャーミング。
やっぱり続きが読めないのは残念。
うぅ残念。
そして今回は西村訳では無かったのですね。
西村先生の訳、好きなんだけどな。 -
いやー、長々と待ってた甲斐がありました!
魔法使いハウルと火の悪魔を初めて読んだのが、中学生の頃のこと。それから私は、すっかりジョーンズの虜になってしまって、日本での既刊は殆ど読み漁ってきました。
ハウルに3巻が出ていることは知っていたけど、なかなか日本では刊行されず…いっそのこと原書で読んだろか!?と思って幾年月。やっと刊行されました!
チャーメインは、随分と偏見に凝り固まった母親に育てられたせいで、家事が全くできない子ども。これは幾らなんでも酷すぎる!ってくらい。
ここまで酷くなくても、考えを広くもって育児をするのはなかなか難しいんだろうなぁ。私も甘やかされたクチだと思うし(自覚アリですよ)。
自分の子育ての時は、気をつけたいなぁと思ってしまったり。
今回のハウルも、あっと驚く扮装で登場でしたね。ソフィー…苦労してるね。ははは。カルシファー、カッコ良かったぞ!!
ジョーンズの一番優れたところは、謎解きのスピード感だと思う。最後にバーッと一気に謎が明らかになって大団円!となるのが痛快なんだな。
今回もジョーンズ節炸裂でした。面白かった!
ほんとに、亡くなったのが惜しいです。 -
ハウルの動く城の第三弾。結果的に最終巻となりました。相変わらず小憎たらしく愛らしくて面白かったです。しっかし相変わらずダメっダメなハウルがもうw
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2013年6月8日
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とっても面白かった。
主人公の性格が相変わらず強烈なんだけど中盤から登場するハウルさんがもっと強烈でした。
ハウルとソフィーの1巻みたいなやりとりが多くて嬉しかった。あとカルシファーがとってもいい子だった。
これがシリーズ最後だと思うと寂しい。
ハウルさんが1巻と比べるとすごく勇敢になってた。 -
ハイ・ノーランド国に住む少女チャーメインが遠縁の魔法使いの家を留守番するはなし。
ハウルシリーズらしく主人公の見る世界が広がっていく様子、繰り出される謎の解き明かされる過程、癖のあるキャラクターたち、すべてが文句なしにおもしろかった。
おなじみのキャラクターたちも、いつも通りでホッとします。
少女や少年が主人公のDWJ作品に共通していると思うのですが、
幼い好奇心が伸びやかに描かれていて読んでいるこちらまで楽しくなりました。
まだまだいくらでもハウルの世界は広がりそうなのに、これで最後かと思うと残念です。
DWJの著作で未読のものを、これからもゆっくり読んでいこうと思います。