月光 (徳間文庫 ほ 7-1)

著者 : 誉田哲也

• 徳間書店 (2009年3月6日発売)

感想・レビュー・書評

[bera5227さんの感想 · 2012年12月29日]

ここまで書けるのかと思った。読むのが辛いけど、読まずにはいられなかった感じです。

[ひまわりさんの感想 · 2012年12月28日]

誉田さんの作品にしては。。とてもとても悪い読後。。。
どうしてこういう作品を書いたのだろう。。少年犯罪に真っ向から意義申す？って感じでもないし。。とにかく酷い酷い話だった。。ストロベリーナイトやソウルケイジ。どれをとってもこんな酷い読後はない。最後は一筋の光を持って終わってるがそれだけでは納得できない。とてもやりきれないものがあった。。涼子さんはどうしてああも強く入れたのか。どんなに汚されても高貴で、決して傷つかない、汚れない何かを持っていた。
世界で一番愛してた妹を守るため。恋人を守るため。あそこまで強く成れる人を私は知らない。

[みけさんの感想 · 2012年9月22日]

大好きな姉をバイク事故で亡くした妹。

あれは事故なんかじゃない。

姉の死の真相を探るために、同じ高校に入学した妹。
一人の教師の協力を得て、真相へと近づいていく。
そこには想像もしなかった姉の秘密があった。


主人公は妹になるのかなと思いますが、語り手がころころ変わります。
それに合わせて時間軸も変わります。

バラバラだったパズルのピースが、はまっていくような感じで、少しずつ姉の死の背景が見えてきます。

死の真相…本人以外が知る権利ってあるんでしょうか。

いろいろと考えさせられた作品でした。

[TOYPLOTさんの感想 · 2012年9月10日]

話が重いっちゅうねん。。。

[kaota01さんの感想 · 2012年9月9日]

うーん、ちょっと微妙…

[kateserinaさんの感想 · 2012年8月25日]

涼子があそこまで善人（？）である理由が理解出来ない。あのような事を受け入れるくらいなら、先生に相談すべきではないか。

[stitch15さんの感想 · 2012年8月19日]

拡くんから借りた本。
一気に読んでしまった。
でも、この死んでしまった野々村涼子は可哀想すぎる。先生との不倫で脅迫されレイプまでされて。
後半はオチが読めてしまった。
そして救いがないし、描写がグロいところがあるけれど、おもしろかったんだと思う。

[momomomomooさんの感想 · 2012年7月27日]

勢いで読める。
でもグロい、エグい。

[rumlyさんの感想 · 2012年7月23日]

いったん休憩～
ができない作品です。
続きが気になって一気読み。

こういう多数の視点から見る話、
人の視点で見ると同じ話がこんなにも違う…っていう展開が大好きなので次の展開をワクワクしながら読みました。

おもしろい!!
ただ繰り返し読みたくなる感じではないです。
描写のグロさも含め一回で十分。

お姉ちゃんサイドの話がもっと知りたかった。
そこだけ消化不良。

[dailymilkさんの感想 · 2012年6月28日]

音楽教師を愛した女子高生がバイク事故で死んでしまうところから、物語が始まります。事故の真相に、女子高生の妹が迫って行くストーリーです。

エグい？場面が多少あるのでその辺は結構読み飛ばしました。それを除けば一気に読める作品です。

個人的には、妹にすごく感情移入しました。死んでしまった女子高生は、そんなに強くいられるものか？ちょっと不思議でした。現実感はあまりなかったかも…。

著者プロフィール

誉田哲也
1969年東京都生まれ。2002年『妖の華』で第２回ムー伝奇ノベル大賞優秀賞受賞、03年『アクセス』で第４回ホラーサスペンス大賞特別賞受賞。主なシリーズとして、『ジウⅠ・Ⅱ・Ⅲ』に始まり『国境事変』『ハング』『歌舞伎町セブン』『歌舞伎町ダムド』『ノワール　硝子の太陽』と続く〈ジウ〉サーガ、『ストロベリーナイト』から『ルージュ　硝子の太陽』まで続く〈姫川玲子〉シリーズ、『武士道シックスティーン』などの〈武士道〉シリーズ、『ドルチェ』など〈魚住久江〉シリーズ等があり、映像化作品も多い。

「2023年 『ジウX』 で使われていた紹介文から引用しています。」