マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった
- 武田ランダムハウスジャパン (2007年9月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784270002483
感想・レビュー・書評
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■マインド
①Room to Read
②物質的な富があるかどうかは関係ない。本当に大切なのは、その富を使って何をするかだ。
③何かを与えれば、代わりに得るものがある。
④同時に複数の仕事をしながら生産性を追い求める。
⑤今ある仕事には代わりがいる、誰もやっていない仕事に挑戦しなくてどうする。
⑥バンドエイドをはかす方法は2つある。痛いけどゆっくりはがすか、痛いけど一気にはがすか。
⑦膨大な時間を喜んでつぎ込むほど自分の仕事を愛することが、悪いことだとは思わない。早く夕方5時にならないかと時計をにらみながら、嫌いな仕事をするよりいい。
⑧いまの自分以外になろうとは望まず、完ぺきな自分であろうと努めなさい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
素晴らしいキャリア(一瞥で判断されるもの)を踏み台に、生涯を通じて成し遂げるテーマを見つけ出した。
閉ざされた世界が終わりを告げた今、生き方は本当に多様的で、全ては自分がどう考え、そして実際に動くかどうかにかかっている。
自分が何をしたいのか、実は直感的に分かっている事が多い。
しかし、それを達成するには大抵、現状との大きなギャップが存在する為、できない理由を探し出し、ある種の安心感を得ようとする。
結局その安心感は人生を掲げてまで得たいものなのか、
それも自分自身が一番分かっているはず。
もう一度生まれ変わっても、今の自分でありたいと思えるような生き方か、問いかけるべき。
その為には、できない理由を述べるのではなく、常にどうすればできるか考える必要がある。
あとは、今の自分以外になろうとせず、完璧な自分を目指すだけ。
「寄付者は自らの寄付が結果へどのように結びついているか関心がある」とを導きだした事は今回のKFSにもつながると思う。
そして「同情ではなく希望を指し示す」といったコンセプトも常軌に結びついていて良かった。しかし何より、悩みながらもそれを実現させるジョンの行動力が素晴らしい。 -
ルーム・トゥ・リードのジョン・ウッド氏の著作。
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日記のような文章で読みやすかった。
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働く意味について悩んでいるなら、読んでみるとヒントがあるかもしれない。
学ぶことの価値についても考えさせられるので、
学生のうちに読むといい本だと思う。
それだけではなく、ビジネスを成功させるヒントも随所にちりばめられている。 -
社会起業をとてもポジティブに描いている。
マイクロソフトのエグゼクティブのMBAホルダーが、エグゼクティブとして得てきたもの地位やサラリーを捨て、慈善団体を立ち上げ、アジアの発展途上国を支援することで、自己実現を達成する。
素材は凡庸で、サラッと読める。
そして商業的にはとても成功したのでは、と想像。
著者の立ち上げた、「Room to Read」に対するコメント。
寄付で資金を集め、本や教育機会をすることが主な活動内容のようだ。活動自体は有意義だが、被益者が自立を促す仕組みになっていないことがことが、気になる。教育インフラや、初等~高等教育までサポートするインフラが提供できていれば、なお良い。
(しているのかもしれないが、Webサイトにはその記述は見つからなかった)。 -
Room to Read
自分の使命を感じたら、行動するのみ!できるかできないか、どうやったら達成できるか、具体的なプランなどは、走りながら考える。
Run for Room to Read
Ride for Room to Read
なんて、どうだろう。 -
自叙伝として面白い。
起業家精神、情熱に対してストレートな行動。「これだ!」というものが見つかった人間の強さ。
しかし、どうしたら「これだ!」というものに出会えるのだろうか? -
Room to Readの設立者によるドキュメンタリー
こういう人は心から尊敬する -
行動力