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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309016658

感想・レビュー・書評

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  • 興味ある作家分だけパラ読み。断然虚無への供物を読みたくなる。

  • 鬼才、中井英夫に捧ぐというオムニバス形式の作品。
    どれも幻想的で「耽美」という言葉がぴったりくる。
    個々人味が出ていてとても良い。
    個人的には津原泰水「ピカルディの薔薇」が面白かった。
    三浦しをん女史のエッセイは相変わらず素晴らしくツボ。

  • とにかく面子がすごい。

  • 中井英夫を知らない自分にはまだ早かった
    エッセイの方が読みやすい

    「歌のわかれ」 赤江瀑
    「彼方にて」 有栖川有栖
    「急行銀河・1984」 北森鴻
    「黒月物語」 倉阪鬼一郎
    「彼ら」 竹本健治
    「流薔園の手品師」 嶽本野ばら
    「ピカルディの薔薇」 津原素水
    「影を買う店」 皆川博子
    「墓地見晴亭」 森真沙子
    「黄泉戸喫」 中井英夫

    邂逅について 恩田陸
    中井さんと遇うまで 笠井潔
    彼は怒っているだろうか 菊池秀行
    彗星との邂逅 北村薫
    蛻のから 長野まゆみ
    残酷な力に抗うために 三浦しをん
    「虚無への供物」への供物 山田正紀

    後書きにかえて 本多正一

  • 博子先生の作品が相変わらず素敵だった。

  • 副題のとおり、中井英夫へ捧げるオマージュ。彼の世界に踏み込んだ人達が語る、中井英夫。

  • 皆さんの愛が溢れているオマージュ集です。
    はずれはない、はず。

  • ラインナップが凄い

  • 中井英夫に捧げる短編を沢山の作家さんが書いています。執筆陣が豪華です。御存知の方なら読んでいて独特の雰囲気やキーワードが心地良いかも知れません。

  • 『虚無への供物』刊行40周年記念。中井英夫に魅入られた人々による中井英夫のための本。珠玉としかいいようのない短編が詰まったまさに至宝の一冊。
    ここまで作家がそろうと、作品にバラつきや違和感が出る作品がひとつくらはまぎれてくるが、どれも中井英夫の影をまといつつ、その揺らぐ現実との淡い境界を描いている。言語による愉悦を味わえる一冊。

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著者プロフィール

1933年下関生。日本大学芸術学部中退。70年「ニジンスキーの手」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。74年『オイディプスの刃』で角川小説賞、84年『海峡』『八雲が殺した』で泉鏡花文学賞。2012年没。

「2019年 『オイディプスの刃』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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