- Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309021041
感想・レビュー・書評
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一般的な異性論とは、ちと違う。だって、“ほむほむ”だもの。
読んでて、どこかクスりとしてしまうんだ。光代さんも男らしいし(笑)
書簡形式で進む本作。
ハッとさせる言葉のやりとりの1つが、異性間での「所有感覚」。
私は『俺的』な部分が結構あるな…と、苦笑。
よく、男性脳・女性脳と話題に出ることもある昨今だが、
一概に決めつけられなくて、人それぞれ。だと言うことはよくわかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恋愛体質、とはあまり言いがたいんじゃないかという(すみません)お二人から見る恋の真実の一側面。
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結婚について思ったこと。向上心ありすぎるイマドキ女子達は、本当に好きで信じ切れる人とじゃないと無理ってことだな。
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角田さん、穂村さん、どうもありがとう。
色々な事が、腑に落ちました。 -
同性でも異性でもいいんだけれども、ともかくだれかを、友達に対するのとはちょっと違ったふうに好きだと思う。はて、そう思ったとき、私たちはどの程度ストレートにそれを伝えるべきなのか。
(P.7) -
女・角田光代さんと男・穂村弘さんが恋愛について、しりとり的やりとりを繰り広げていくエッセイ。
オトコとオンナのレンアイとは、雲と蜘蛛、あるいは橋と箸くらい違うのだなぁ。 -
小説家・角田さんと歌人・穂村さんの往復書簡風エッセイ集。
とても面白かった。まず人選がナイス過ぎる。
恋愛に関する性差の話を突き詰めたこの本、(うがった捉え方で見ると)男女の「別れ話の議論」みたいになっているという・・・。少々きついぜ。 -
エッセイであり、恋愛論。
久し振りでしたが、コレはヒット。
交互にエッセイは、江國香織と辻仁成ので、うんざりしましたが、コレはうまい!
楽しめました。 -
著者お二人の作品をあまり読んでいなかったのですが、こちらは楽しめました。
どちらかというと角田さんよりの青春時代を送ったので、なるほど、そうだったのか、と痛くなったり・・・
軽いエッセイのようで、色々と考えさせられます。
男性は「所有」なのか・・・