- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309026039
感想・レビュー・書評
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宮木あや子先生の小説は初めてです。こちらは短編?が4話入った小説です。グロかったり性的な場面が多いのに、表現が綺麗で生々しさを感じませんでした。ただただ美しいなと…。私にはあまり刺さらなくて、最後の「紫陽花坂」の初めの方でギブアップしました…。「校閲ガール」はドラマも観てたので読んでみたいなと思います。
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狂おしく時に猟奇的に時に切なく時に淫靡に儚くも美しい少女達
なんのために生きるのか、それは『愛』の為『快楽』の為
世界から切り離された檻の中で生かされている4つの花。欲望に溺れて湖の底から手を伸ばす少女達はどこに行くのだろう? -
紫陽花坂が好き。
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あとどのくらい私たちはこうやって肌を合わせられるのですか-。世間から隔絶された場所で生かされている美しい少女たち。快楽に溺れながらも、真実の情愛を求める彼女たちに救いはあるのか? 儚くも美しい恋愛小説集。
宮木あや子繋がり。
私には理解するのが難しい内容だった。 -
百合だったりロ●コンは万死に値するだったり
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表紙がめちゃくちゃ綺麗です。
内容は一言で言うと百合と言うか少女同士の愛って感じです。
ただ結末がハッキリと書かれてなく、文章が少し難しくて文学的でした。つまらなくはないですが個人的にはもう読まないかなと言う感じです -
美しい少女たちの甘美で閉塞的な愛の物語。
筆者が書くダークかつ官能的な少女小説は、醸し出される雰囲気が好きでいつもくらくらしてしまう。毒か薬かと言えば毒だけど、甘い毒だから飲みたくなるような。
『針とトルソー』のラストシーンがとにかくお気に入り。
<収録作品>
ヴィオレッタの尖骨/針とトルソー/星の王様/紫陽花坂 -
エロい、美しい
どうして美しさが勝るのか、それは少女だから -
美しくてよかったけど、もっとも刺さるのは10代だろうなと感じた。
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好き嫌いが別れるとは思うが、個人的には好き。何本か短編が入っているが「紫陽花坂」が一番好きだった。