- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309206783
感想・レビュー・書評
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佐藤優さんのおすすめ。現実のほうがこのフィクションに近づいているようで何とも不気味です。
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ものすごく現実的なストーリーかつ結末でゾッとした
ゾッとするだけでなく、いつかのために心構えをしておかなければ -
ウエルベックの過去の著作を読み返してみるとこの最新作の「服従」への道筋がより鮮明になる。モテ、非モテのセックス格差、高度のグローバリズム下における”心の満ち足り”、分断された個々人の癒えない孤独、西欧をはじめとした先進各国の地盤沈下、それらの国々の人々が抱える不安、宗教への回帰etc・・・。
闘争領域の拡大や素粒子ではあった露悪さ、あからさまな性的描写は近年の著作では影を潜めた代わりにこの作品では主人公は”服従”を行い満足を得るであろうことが示唆されている。
水面に石を投げ波動を発生させることにかなり成功したのではあるまいか。 -
何だかムツカチイ感じだが、最近よく目にする反知性主義ってこのことかしら。
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宗教ってなんなんでしょう
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話題だったので。70ページぐらいまでよくわかんなかった。
てっきりディストピアの話かと思いきや、そうでもないというか、有り得るんだろうか。 -
本当にこんな未来が待ってるのかもしれない。その時アジアはどうなってるのかな
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あ〜ぁ、だっせ
自分はまだいける、と思いたいのに
実は人生たそがれてきて焦ったオヤジが
若い子と結婚できるよ〜とそそのかされて
鼻の下を伸ばしてイスラム教に改宗する話
これイスラム教徒の人は読んで激怒しなかったのかな?
それともこれがイスラム教の真実?
ヨーロピアンのアイデンティティー崩壊が〜
とかなんとか前宣伝を聞いて読んだのだけど
どうなのこれ
行き詰まった知識階級の苦悩っぽい書き方をしてもだめ
要はそういう話しだ