本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309251776
感想・レビュー・書評
-
猫というのは本当に謎めいた存在である。でもそれが魅力的である。
作者の猫たちはやはり子猫だからこそ可愛いのだろう。成長因子をノックアウトした究極的なネオテニー猫が作れないだろうか。それを劣性形質にしておけば繁殖が可能で、いつまでも子猫というのが作れると思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者の家に住む猫5匹を観察して猫の9つの感情(ナルシズム、愛、満足、愛着、嫉妬、恐怖、怒り、好奇心、遊び好き)について考察された本。
以前読んだ猫についての本は、猫を擬人化して解釈する傾向でしたが、今回の本については猫を”小さな姿の人間”として解釈するのではなく、猫固有のモノの考え方を考察している。
基本的に単独での生活を営んできた猫にとって、仲間集団内でのコミュニケーションが犬ほど必要ではなく、協調・服従・妥協は遺伝子に組み込まれていない。というのにはあぁなるほどなぁ。と思いました。
飼い主が呼んだってそういう気分じゃない時は尻尾で応えるけど基本的に無視。
別に嫌がらせでやっているんじゃない。今こう見えても他にすることがあるから(毛づくろいとか眠いとか)行かないの。ってことらしいので。
仲の良い著者の猫達もそういう反応をするんなら、ウチの猫さんがそれをやったところで元々そういう反応するのが猫の常であり、別に私が嫌われているわけじゃないのかも…と若干安心してみたり。
猫の急所であるはずのあごの下をさすらせていただけるだけでもありがたいと思わなくっちゃな。と思いました。
全2件中 1 - 2件を表示