少年アリス (河出文庫 な 7-1 BUNGEI Collection)
- 河出書房新社 (2010年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309403380
感想・レビュー・書評
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童話かな。優しく読みやすい。
異世界と現世界とのコネクションの話。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
解説:高山宏、文藝賞
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すんなり読める。お話の中に入っていけるかは、その人次第。
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長野まゆみさんのデビュー作。
もう何回読み直したかわからない。
読み直すたびに、初めて読んだ高校生の時を思い出す。
きらめく言葉の数々に衝撃を受けたのだった。
疲れたときに読みたくなるのは、夢の世界に浸ることができたころに帰れるからかもしれない。 -
B913.6-ナガ 300167384
「"睡蓮の開く音がする月夜だった"から始まる夜の学校が舞台の不思議なお話。五感と想像力が刺激されるお話です。」
素敵なコメントをありがとうございました!
(黒板書架「感覚を深める」特集コメント ”感覚と言われて思い出すおすすめ本と、おすすめポイントを教えてください”より) -
レトロなメルヘンだった。ワープロで打ち込んだようなフォントとレイアウトからして。言葉の一粒一粒が仄かに輝いてみえる。ゆっくり風景を想像して読む。
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美しい文章が創り出す物語
夜の学校で起きた不思議な光景 -
谷山浩子の歌詞みたいなお話。描写がファンタジックでとても綺麗。
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青春の狭間、夏と秋の狭間で少年たちが非日常を体験し、「包帯」から解放され、成長する物語。
卵の球形と兄で円環するというメタファー、と解説で指摘されていたのはなるほどと思った。