- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309409764
感想・レビュー・書評
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大河の河口付近の水面のような、穏やかだけどキラキラした小説だなあ、と思った。共感できる、そうだよねー、と頷ける一冊。
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嫌いじゃない。
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すかすかな感じが良い山崎さんの作風、嫌いではありません。
誰もが感じたことのある蟠りをうまく表現するのがうまい。
だけど、なんだかこの作品とは合いませんでした。理解しがたいというか、なんかうまくいえないけど、良い話と思える要素があたしにはわからなかったのが残念。
普通な感じです。 -
もしかしたら何か「あ」っというような仕掛けがあったのかもしれない。
わたしは気付かなかったけれども。 -
ずしん、とした
これ、わたしだ、とおもった
やさしくて、痛くて、なきだしそうになりながら読みました
自分の弱さをあまやかして、世界を拒絶するのはとても寂しい
ひとりの時間がとてもすき
きょうのひとりは、いつもよりやさしいひとり
あした、だれかに会うのが楽しみなひとり
たいせつな物語 -
14歳の25歳の主人公が交互に出てくる話
他人との距離感の取り方は人それぞれだなと改めて思う -
なんかこう、芯につんと来ない。物足りなさを感じた。ニュアンス小説。表現の仕方のやわらかさは好きだけど、それなりの長さがある小説だから、やはりもたついた感が拭えない。
展開とかはおもしろいし、言いたいことも何となく分かる。自由と不自由。信仰のようなもの。逃げと拘束。生きるということ。
でもねえ、パンチがなかった。起伏があまりない。静か。私にはどうも、あまりピンとこなかった。 -
人生ってワタクシタチが考えてるより2億倍自由なのよ。
わたしは自分の人生がもっと面白いほうにころがっていけばいいとおもってるの。
このセリフが大好きです。
内容はフツーかな -
懐かしい中学の日々。こんなこと考えてたなー。 今は流されて生きてるけど、感受性豊かなときもあったなぁ…