戦力外捜査官 姫デカ・海月千波 (河出文庫)

著者 :
  • 河出書房新社
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本棚登録 : 664
感想 : 76
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784309412481

感想・レビュー・書評

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  • 頼りない天然系美少女と見せかけて実は切れ者警部+お付きの「やれやれ」系部下というテンプレ設定とありがちなストーリー。可もなく不可もなくとしか評価しようがない…
    しかし、カモフラージュなのかもしれないが、自力ではできないことまで後先考えずに無理してやろうとするのは、よく言えばがんばり屋だが、傍迷惑では。賢いはずなのに、なぜ苦手なことも人に任せないのか?そんな主人公つまらんかもしれんが。
    刑事部長のさわやか腹黒さがよい。

  • まさかこんなに面白いとは思いませんでした。
    続編も出てるようなので、他のもぜひ読みたくなります。

  • タイトルと表紙の印象とは異なり、けっこうな大事件が起きます。
    まぁ、現実離れした話ではあるのですが。(^^;
    警察ものと言うよりは探偵ものって感じですね。
    もう少し、組織内での軋轢とかしっかり描かれていれば、警察ものらしくなった気もしますが。
    ノリはよいのですが、似ている設定の話は多そう。
    事件の方で差別化するシリーズになるのでしょうか、さて。

  • 似鳥ワールドな作品でした。ユーモラスの中に意外な結末。本格ミステリーとは対極な位置付けですが、軽く読めて良いですね。

  • 捜査を進める過程で関連が浮かび上がった連続放火事件と女子大生殺害事件、そして過去の幼女殺害事件。一見頼りない印象のキャリア警部海月とお守り役の設楽がいいコンビ。越前刑事部長のキャラもいいな。真犯人は意外な人物で、全然わからなかった。伏線あったかな?

  • ★★★★ 4 手に取ったきっかけは先日読んだ「君の部屋で」という短編集でこの作者の短編を読んで面白かったなと思ったのがきっかけ。あと、テレビドラマ化されていて名前も知っていた。表紙の絵から、突拍子もないラノベ的な刑事ドラマ化と思ったが、意外にも内容がしっかりしていたのが驚き。事件の謎も二転三転し、読んでいて面白いなと思った。シリーズ化しているみたいなので続刊も読んでい見たい。

  • 勝手な印象だと、警察モノの二時間ドラマにありそうなストーリー。
    似鳥作品の読みやすさは、いつも素晴らしい。

  • 主人公コンビ以外の登場人物が多くて(特に警察関係者)誰が誰か混乱したけど、文章は面白くて、楽しめました。

    ドラマ化されたみたいですが、私はテレビを観ないのでそっちはわかりません。

  • 海月警部と設楽刑事のやりとりが面白い。

  • ドラマの感じから勝手にコメディーな感じだと思ってましたが、案外しっかりした事件ものでした。

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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