99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033415

感想・レビュー・書評

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  • やっと読んだ。日頃からこの発想を持つようにしていたから、違和感なくさらっと読めた。難しいことを分かりやすく説明してくれる著者はすごいです。

  • 主張自体はシンプル。ちょっと退屈。何事も思い込まないことは重要。

  • 科学的なものの見方について、参考になる。当たり前だと思っていることも、何かしらの仮説に基づいており、覆る可能性はあるし、そこが分かればブレイクスルーにつながる、

  • 思い込みはこえーよ。常識とされてたり、科学で証明済みでも真実というわけではない。

  • 八割程が科学の話だったが、それをもとに考え方について述べられている。
    要するに、自分の凝り固まった思い込みで判断せず(まず自分に思い込みがあることを自覚しなければならない)、相手の意見とともに、相手の考える背景、意味合いも予想することが必要だ、ということ、そして、当たり前のことを鵜呑みにせず、疑う(自ら考える)ことが大事だ、ということだった。

  • 日常生活においても、本書の考えを適応していきたいと思った

  • 現代社会論としてはよくある論旨だが、「仮説」の事例として取り上げられているトピックなどは興味深い。

  • 実は飛行機がどうして飛ぶのか、だれもわかっていない

  • 飛行機が飛ぶ時、翼の後ろに反時計回りの渦ができることはわかっている。渦ができると、それと逆周りの渦ができることもわかっている。だから、翼の中でそうい渦ができているはずだと科学者は考える。
    コペルニクス、お地動説を考えた点では良かったが、完全な円軌道を考えていた点で思考の呪縛から抜けていなかった。
    精神病患者の前頭葉を切除する手術ロボトミーでノーベル賞をとった人がいる。
    ニュートン力学における質量は普遍的だが、アインシュタインによるとエネルギーに変換できるものとなる
    全身麻酔が効く理由もわかっていない

  • ベルヌーイの定理のおかしさ
    仮説こそ科学の基本
    科学なら反証可能のはずだが....

    生活の中で「疑う技術」磨く
    ハイヒール?違う仮説の方が面白いのだが?
    そもそも貴婦人、汚い道路歩かないだろうし

    全身麻酔のメカニズムは?
    ロボトミーでノーベル賞
    伝記素量、ミリガンの実験

    白い仮説と黒い仮説

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著者プロフィール

たけうち・かおる サイエンス作家。1960年生まれ。東京大学教養学部教養学科、同大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了(高エネルギー物理学専攻、理学博士)。フリースクール「YES International School」校長も務める。著書に『99・9%は仮説』(光文社新書)、訳書に『WHAT IS LIFE? 生命とは何か』(ポール・ナース著、ダイヤモンド社)などがある。

「2021年 『人と数学のあいだ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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