ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)
- 光文社 (2007年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334033972
感想・レビュー・書評
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20180513再読。
会計を勉強し始めたので、前よりも理解は進んだ気がするが、やはりまだまだ分からないことが多い。
これでザックリ、とのことなので、やはりファイナンスは奥が深いと思う。
馴染みの薄いファイナンスの入門書としてはいいのでは無いかと思う。少なくとも自分にはタイトル通り、ざっくりとした考え方は学べた気がする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ざっくりと言いながら、かなり本質的なことをわかりやすく説明していて、意外に難しい。
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これは本当にわかりやすかった! 授業のファイナンス論はなんだったんだろうか。
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最初の方は分かりやすかったのだけれど、次々と計算式が出てきてからは理解が追いつかなくなってしまった。
一度理解が追いつかないと、次の項目もその次の項目もあやふやなままで進んでいってしまう。
一読した感想としては、結局よく分からなかった。
もう少し基本的な部分の理解から始めて再読しよう。 -
アマゾンの評価はすごい高かったが、私にはまだ難しい。。
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IRRを学ぶためにチョイス
読了。
とりあえず目的は達したかと。あと、減価償却が、初年から税金取れるようにしたっていう話がなるほどなーと思った。 -
わっかりやす
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ファイナンスの目的:投資家にとっての、企業価値の向上
会計とファイナンスの違い
会計:過去、利益を扱う
ファイナンス:未来、キャッシュを扱う
ファイナンスは、3つのことを決める
1投資
2投資に必要な資金調達方法
有利子負債による調達(借入か社債発行)か、株主資本による調達か
3利益をどう分配するかという配当
投資家の種類
1成長性を重視する株主
2安定性を重視する債権者
PLと利害関係者との関係
収益=顧客
原材料費=仕入先
人件費=従業員
元本・利息=金融機関
法人税=国家
役員報酬=経営者
残余利益・配当=株主
リスクマネジメントは、ブレーキではなく、リスクに見合ったリターンをあげられているかの考えること
→アンチブロックシステムやエアバックと同じ
株主資本コスト=リスクフリーレート(2%)+β×マーケットリスクプレミアム(5%)
株価の下落=既存の株主価値の下落=企業価値の下落
WACCを下げることが、IRのミッション
→下げるには、投資家のリスク認識を下げる→適切な企業情報を、適時開示する(サプライズは不要)
企業価値を高めるために
フリーキャッシュフローの極大化:営業利益の拡大、税金の削減
WACCの引き下げ:適時開示
格付けは、債権者サイドの価値
格付け高い=手元現金が多い→株主に還元するべき
格付け低い=手元現金が少なく、買収など急な資金需要に対応できない恐れ
→格付けはほどほどが良い