ざっくり分かるファイナンス 経営センスを磨くための財務 (光文社新書 297)

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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334033972

感想・レビュー・書評

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  • 20180513再読。
    会計を勉強し始めたので、前よりも理解は進んだ気がするが、やはりまだまだ分からないことが多い。
    これでザックリ、とのことなので、やはりファイナンスは奥が深いと思う。


    馴染みの薄いファイナンスの入門書としてはいいのでは無いかと思う。少なくとも自分にはタイトル通り、ざっくりとした考え方は学べた気がする。

  • ざっくりと言いながら、かなり本質的なことをわかりやすく説明していて、意外に難しい。

  • これは本当にわかりやすかった! 授業のファイナンス論はなんだったんだろうか。

  • 最初の方は分かりやすかったのだけれど、次々と計算式が出てきてからは理解が追いつかなくなってしまった。
    一度理解が追いつかないと、次の項目もその次の項目もあやふやなままで進んでいってしまう。

    一読した感想としては、結局よく分からなかった。
    もう少し基本的な部分の理解から始めて再読しよう。

  • アマゾンの評価はすごい高かったが、私にはまだ難しい。。

  • IRRを学ぶためにチョイス
    読了。
    とりあえず目的は達したかと。あと、減価償却が、初年から税金取れるようにしたっていう話がなるほどなーと思った。

  • わっかりやす

  • ファイナンス=企業価値の最大化を図るための意思決定に役立つツール 投資 資金調達 配当
    会計→企業の過去 利益を扱う キャッシュの出入りは関係いない 財務→企業の未来 キャッシュを扱う
    財務会計(外部)がファイナンスに関係
    財務三表 バランスシート 損益計算書 キャッシュフロー
    右が調達 左が運用 資金調達の方法は2種類 ①銀行借入 ②社債 株主資本 バランスシート記載3つ 資産 負債 資本(純資産)資本には資本金(startのとき変わらない)剰余金(稼ぎ)
    売掛金 売ったけどお金入ってきてない
    買掛金 買ったけどお金 払ってない 負債という形で右
    配当(インカムゲイン)
    株式上昇による売買益(キャピタルゲイン)
    右はどのように調達したかのみ 使える形ではない 資本金も運用されている
    税引後当期利益(法人税引いた後)=最終利益
    現代は営業利益が重視
    バランスシートは決算日における調達と運用を表す
    バランスシートの変化の原因が損益計算書
    収益ー費用=プラス 剰余金が増える(右下)
    投資(キャッシュアウト)営業活動(キャッシュイン)
    プラスになっていれば、有利子負債の削減や、配当、自社株買いによって株主に還元できる
    資金調達する必要がある→財務活動によるキャッシュフローではプラス表示 投資などはマイナス表示 調達方法を把握できる キャッシュフロー計算書で分かることは、1年間にどのような資金調達方法でキャッシュが増減したのか
    投資家は株主と債権者
    売上ー売上原価=粗利ー販管費(給料)ー利息ー税金=配当金 株主は出来るだけ売上を上げて欲しい 債権者がもらえる利息は契約時に決まっている 安定を求める
    会社にとって一番重要なことは事業の継続
    ファイナンス 投資の決定(何に投資するか)資金調達の決定(資金の調達方法)運用したお金の配分決定
    リターン 何かを得るためにいくら使ったのか
    社債と株式なら社債の方がリスクが低い 社債はあらかじめリターンが決まっている
    債権者は融資に対するリターンを要求する=負債コスト
    リスクフリーレート 国債に投資した場合に投資家が期待する収益率のこと
    企業が債権者や株主に払うコスト=資本コスト
    資金提供の見返り 銀行融資→利息 社債→クーポン

  • ファイナンスの目的:投資家にとっての、企業価値の向上

    会計とファイナンスの違い
    会計:過去、利益を扱う
    ファイナンス:未来、キャッシュを扱う

    ファイナンスは、3つのことを決める
    1投資
    2投資に必要な資金調達方法
    有利子負債による調達(借入か社債発行)か、株主資本による調達か
    3利益をどう分配するかという配当

    投資家の種類
    1成長性を重視する株主
    2安定性を重視する債権者

    PLと利害関係者との関係
    収益=顧客
    原材料費=仕入先
    人件費=従業員
    元本・利息=金融機関
    法人税=国家
    役員報酬=経営者
    残余利益・配当=株主


    リスクマネジメントは、ブレーキではなく、リスクに見合ったリターンをあげられているかの考えること
    →アンチブロックシステムやエアバックと同じ


    株主資本コスト=リスクフリーレート(2%)+β×マーケットリスクプレミアム(5%)

    株価の下落=既存の株主価値の下落=企業価値の下落


    WACCを下げることが、IRのミッション
    →下げるには、投資家のリスク認識を下げる→適切な企業情報を、適時開示する(サプライズは不要)


    企業価値を高めるために
    フリーキャッシュフローの極大化:営業利益の拡大、税金の削減
    WACCの引き下げ:適時開示


    格付けは、債権者サイドの価値
    格付け高い=手元現金が多い→株主に還元するべき
    格付け低い=手元現金が少なく、買収など急な資金需要に対応できない恐れ
    →格付けはほどほどが良い

  • いろんな本で読んだり、研修で教わったようなことを、やさしい言葉でざっくりと。改めて、頭の中の整理。
    そろそろ入門編を卒業できそうです。

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著者プロフィール

1991年上智大学理工学部卒業後、旧三菱銀行に入行。9年間勤務した後に退職後、米国インディアナ大学ケリースクール・オブ・ビジネス(MBA課程)修了。帰国後、日産自動車株式会社に入社。財務部にてキャッシュマネジメント、リスクマネジメント業務を担当。2007年より旧ブーズ・アレン・ハミルトン(現:PwCコンサルティング)にて企業戦略立案、実行支援等に携わる。2009年に同社を退職後、コンサルティング会社である株式会社オントラックを設立し、企業の投資判断基準、撤退ルールの策定支援、財務モデリングの構築、トレーニングを実施している。
著書に『道具としてのファイナンス』(日本実業出版社)、『ざっくり分かるファイナンス』(光文社新書)等がある。

「2021年 『実況!ビジネス力養成講義 ファイナンス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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