王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334075064

感想・レビュー・書評

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  • ・最初は展開が読めずハラハラする。
    ・段々、マンネリ化しご都合主義なところもあるものの、清々しくスピード感のある展開が気持ちい、楽しい。(水戸黄門や暴れん坊将軍的な楽しさ)
    ・味方が揃って最悪最強の敵にいざ立ち向う…という終盤は、どう描くのか期待していたが、いまのところイマイチ。最初のスピード感がゼロ。
    ・心が動かされる・学ばせられるということはすくなく、娯楽本の範疇を超えない。ただ、その分説教臭くなく娯楽として勢いで読んで、かなり楽しめた。



    以下若干ネタバレ含むが、終盤の不満点。


    ・さぁ仲間が揃って期待が高まったものの、何の盛り上がりもなく、前半なら間違いなく回避できた理由で仲間が死んでいく。え、弱くなったの?
    ・敵の本拠地が分かっているのに、攻め込まない。機を待っている感がない。え、敵が準備整うまで待つの?
    ・未完であるため、伏線があるのかもしれないと一縷の望みをかけているが、かなり巧妙でないと、この中だるみのマイナスは解消できない(°_°)

  • ほとんどアニメと同じ感じ。
    アルスラーン初陣がいきなりきますが。

  •  アニメを観始めたのを機に、ストーリーの先が気になって読み始めました。
    アニメで先に観ていなかったら、登場人物を理解しながら読むのに、もう少し時間がかかったかも。
    この一冊だけではアニメの先にたどりつけなかったので、続きを早めに読むつもりです。

  • 完結していないため今まで手を出さなかった作品ですが、漫画とアニメが良かったので第1部まで読みました。
    面白いのですが、続きが遅そうだし完結するのか怪しいので、第2部は読んでいません。自分の中では荒川版マンガとアニメで完結してしまっていいかも。

  • おもしろかった!
    三国志が好きと漢文の先生に言ったら、薦めていただきました(*^_^*)

    文体にまだ慣れていないのと、世界観にうまく入り込めていなかったことから☆4!
    でも終盤はずんずん読めて、先が気になる。

  • アルスラーン戦記
    アニメで二話かな?見たので読んでみた!
    荒川さんの絵と丹野さんの絵じゃ大分ちがうな~
    といっても挿し絵あんまりないから想像できてむしろいいんだけど(笑)
    あとがきによると天野さんが前は担当だったらしい!
    むしろそっちがみたいなぁ
    グインサーガ(なつかしい)みたいだね

    ペルシャ風ファンタジー
    いちいち固有名詞がそれっぽくも覚えづらい(笑)

    主人公が少年なので行く末がたのしみなかんじ?
    キャラクターは主人公サイドがなかなかなかなか魅力的
    ナルサスがいいなぁ策士!!
    ギーヴもいいね
    ファランギースも強くてかっこいい
    エラムもいいね!美少年\(^o^)/

    銀河英雄伝説も一巻しか読んでないのであれなんだけど
    よくできて読みごたえあるファンタジーって
    それなりに面白いのに
    なんだかどんどん読もう!続き気になる!!
    ってならないのは
    年のせいかな…?

    これが中高生大学生くらいだったらハマってたかもなぁなんて思ったり…

    でもそれはわたしの場合ってだけで
    世間では大人が主流なのかな?
    老若男女ファンタジーっていけると思うから
    年齢とかじゃなくて純粋に好きなひとが読む ってことかな?

    面白かったけどそこまでじゃなかったからアニメ見ようかな
    でもキャラデザが気に入らないかもしれない…うーん

  • 王道の王道を行く。そんな感じ。
    ペルシャがモチーフらしいのだけれど、
    そのあたりの知識が曖昧なので、知っていればより楽しめるのかや?と思います。

  • ずっと以前、角川文庫だった頃にリアルタイムで読んでいたのだけど、もう続きは出ないのかと思って全部売り払ってしまった。
    なのに、ここに至って再コミカライズ、そして再アニメ化ということで買い直して読み直し中!

    キャスト見たけど、アルスラーンとエラムの声質が同じ人なのが微妙かなという以外は、現状のキャストは満足。おそらく、アルスラーンの小林くんを低めに、エラムの花江くんを高めの演技で来るのではないかと予想。でないと、聞き分けできんぞww それくらい二人の声質は似ている。

  • 読書日:2014年6月15日-21日

    歴史を彷彿する面白さです!
    ルシタニアは容姿に構わず風呂に入らず羊皮紙を使い文字を書く行為を知らずと言う点で古代ローマ時代のゲルマン民族の様に感じました。
    パルスは古代ローマ帝国、古代中東国の文明が反映した国々を連想しました。

    アルスラーン王子の従兄ヒルメス王子ははっきりと死んだと表現していなかったので、生きていると確信しながら読みました。
    彼は正統なのだから戴冠するのが筋なので、
    ナルサスの心情には理解出来ない所もありました。
    是非ヒルメスに戴冠して欲しいです。

    アルスラーンは誰の子か、何故王子として擁立されたのかが気になります。

  • マンガを読みついつい先が知りたくなって本の方に手を出してしまった。予想を裏切らず王道をいく展開。
    コミックと少し違った展開なのでどちらもこれから楽しみ

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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