王都炎上・王子二人 ―アルスラーン戦記(1)(2) (カッパ・ノベルス)
- 光文社 (2003年2月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334075064
感想・レビュー・書評
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角川文庫から出ていた文庫版の1・2巻を合わせて1冊にした物です。文庫版は持っていますが、今後はこちらの出版社から出ると聞いたので…。買い直しです。お好きな方はどうぞ…。越後屋は好きですから(^^;
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思えば、この作品から田中芳樹にはまりました。ナルサスとダリューンの舌戦が素晴らしい。
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ペルシャの戦争を舞台にした英雄伝。<br>
読みやすく、ストーリー、登場人物ともに魅力的。<br>
10巻以上にわたる未完の長編なので、腰を据えてじっくり読みたい。 -
レビューは<a href="http://tom-log.seesaa.net/article/602534.html" target="_blank">ここ</a>
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続刊が全然でない事で有名(笑)
ペルシャを舞台にした戦モノ。例によって例のごとく、強いやつは容赦なく強い(笑) -
戦争に破れ、父は捕らえられ、自国パルスを蹂躙された王太子アルスラーンが、故国奪還へと臨む、空想歴史ファンタジー。<br>
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大陸随一の強者と言われる黒衣の騎士ダリューンや、天才軍師のナルサスを始めとした、細部までの登場人物の魅力が大きい!<br>
また、ストーリーも本物の歴史物語の如き面白さで、幅広い年代が楽しめます。<br>
残念ながら、シリーズとしての完結はしていないのですが、アルスラーンが故国を奪還するまでを第一部、その後、彼を国王とした治世の様子を第二部として区切っています。<br>
(新書版では4冊目、文庫版では7冊目の『王都奪還』で、第一部終了。)<br>
空想の国「パルス」の興亡を記した、あくまでも"空想"歴史ファンタジーなのですが、現実の歴史物語(中世ペルシア世界の辺りとか)と錯覚させられるほどの、内容の濃さ。<br>
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<b>歴史ロマンとは、まさにこのことだ…!</b>