暗黒神殿 アルスラーン戦記12 (カッパ・ノベルス)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334076443

感想・レビュー・書評

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  • 暗黒神殿ってあれで終わり?いいシチュだったと思うのに、さくっと終わっちゃいました。
    あとタハミーネお母さん。もっとザッハークをも手玉に取るくらいの存在であって欲しかったが、なんか小物臭が。。。

  • 読書日:2015年5月15日-20日
    ミスルで幼王を即位させたヒルメス。彼の手腕に期待しています。
    フィトナともどうなるのか気になります。

    エステルは同国の貴族を助けた際に重傷を負いました。
    発熱している身体でアルスラーンに会う為にエクタバーナに向けて出立。無事に会える様にと願わずにはいられません。

  • 眷属が有翼猿鬼(サル)、鳥面人妖(トリ)、四眼犬(イヌ)と続くと、桃太郎みたい。仕えるのは悪玉にだけど。

    次巻のタイトルは「蛇王再臨」。いよいよ親玉が出てくる。

  • オオカミが……

  • 火星!!

  • 表紙はイスファーンなのか?いや、まさかね。
    古参の出番が少ない。そんなにキャラ覚えられないから、主要5人ぐらいで無双してほしいところ。クライマックスでそうなるのでしょうが、まだ先。
    ナルサスの予感とは?
    早熟な王の成長は、その運命の短さを表しているとかだろうか。伝説の王になぞらえたとか。そんなんだと理性的な推測ではないので違うと思うが、どういうことなんでしょ。

  • 少しずつ、散らかったのが纏まったかと思いきや、久々にタハミーネがでてきたり。
    ダリューンの出番、増やして欲しいずら。

  • とうとう蛇王一派が本格的に動き始めた巻。予想はしていたけど、国同士の戦いと違って味わいの悪さに、どうしてもしかめっ面になっちゃうね。
    そして王太后、なんとかならんのか、この人は。いつかアルスラーンと心を通わせて、と思うのに。
    エステルの報われなさといい、なかなかに心が痛む巻。

  •  『2006年 12月 10日 初版 1刷 発行』版、読了。


     本巻のタイトルになっているほど、暗黒神殿(らしきもの)が中心に展開されていた印象は薄いです。

     むしろ火星&土星コンビが、ここで終わるとは思ってなかっただけにそれはもうショックでした。イルテリシュ、許すまじ。そして火星(バハーラム)に対して合掌。

     一方でエステルの様態が気になるところ。あと、タハミーネ王太后がやることなすこと案外「小物」的印象が強かったです。もっと「何かある」人だと思う印象が強かったのですが…。まあ、完結するまで油断ならないのが田中作品ですからなあ。

     他にはミスル国の展開も怒涛だったwww

     またナルサスの言動も気になりました。あれはフラグが立ってしまったのだろうか。ううむ。

     いずれにしても「著者のことば」で予告されてあったので、次巻からは覚悟して読まねば…と、思った次第です。

  • きゅうに登場人物が増えたように思った。
    再登場なのか、初登場なのかわからないけれど、以前と同じように主要人物にのみ焦点を当て続けてほしかったなと残念に思いました。

    とくに前編までは描写もとても綺麗で田中ワールド!と思っていただけに。

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著者プロフィール

1952年熊本県生まれ。学習院大学大学院修了。1978年「緑の草原に……」で幻影城新人賞を受賞しデビュー。1988年『銀河英雄伝説』で第19回星雲賞(日本長編部門)を受賞。2006年『ラインの虜囚』で第22回うつのみやこども賞を受賞した。壮大なスケールと緻密な構成で、『薬師寺涼子の怪奇事件簿』『創竜伝』『アルスラーン戦記』など大人気シリーズを多数執筆している。本書ほか、『岳飛伝』『新・水滸後伝』『天竺熱風録』などの中国歴史小説も絶大な支持を得ている。

「2023年 『残照』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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