女神 (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本 (354ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334741242

感想・レビュー・書評

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  • 途中まではどうなる?どうなる?とどんどん進んでいったけど、最後は無理やりまとめた感じ。
    この先が気になるので、是非、後半を書いてほしい。

  • ありそうで怖い

  • ■こわいこわい。女性はこわい。(笑)

    ■怖い女を書かせたら右に出る人がいないと言われる『明野照葉』の作品って実は初読なんだけど噂に違わずその『怖さ』がヒシヒシ伝わってくる。確かに面白いけど同じ作者の作品を続けて...かと言うとちょっと微妙....かな?

    ■とりあえず今のところは『経験値として...』といったレベル。

  • 恐ろしくて一気読み。
    リアリティは微妙だけど、あってもおかしくない現代になったと。

  • おもしろくて一気です。

  • 再読。
    女神のような完璧な女性、手段はともかく、こんな心意気で生きるのも良いかもしれない。

    2010.10.7
    美貌も仕事も恋人も誰もが憧れるような完璧を目指す女の物語。
    「さえずる舌」より納得がいくし、ラストも満足です。
    久しぶりのマイ・ヒット作!!

  • 誰もがため息をつくような美貌。仕事はトップセールスを誇り、恋人はエリート医師...。“営業部の花”と呼ばれる沙和子に憧れる真澄は、彼女を観察するようになる。すると、その秘密主義、完璧主義は、常軌を逸しているように見えた。転職、転居を繰り返す、沙和子の素顔に隠された奇妙な過去とは?完璧を目指す女。その裏側に潜む社会病理を描いた傑作。

  • 素の自分を出さずに演じているような振る舞いをすることで
    上手くいく、というのは少しわかる気がする。
    会社なんかでは多かれ少なかれそういうことあるから。

  • 汝の名ととても似ていた。
    汝の名や明野さんの他の本との価値観が似すぎていて、読んでいても「あぁ、またこのパターンか」と思ってしまう。
    個人的な意見だが、明野さんの本を読むのは2冊目からはちょっと苦しくなってくる。

  • どこかで読んだことありそうな設定の話。

    でも、ここまで徹底している話は無かった。

    とてもとても弱い人間ばかりが出てくる。

    「人と言うのは、他者から価値の無い人間と決めつけられてしまったら、明日から生きて行くだけの活力を案外たやすく失ってしまう生き物なのだ。」
    「本来、人は7倍の力を出すことができる。その力は本当に死ぬか生きるかという思いになった時に初めて表に表れる。」

    ここまで徹底出来たら、それはそれで素晴らしい。

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著者プロフィール

明野照葉

東京都生まれ。一九九八年、「雨女」で第三十七回オール讀物推理小説新人賞を受賞。二〇〇〇年、『輪廻RINKAI』で第七回松本清張賞を受賞、一躍、注目を集める。ホラーやサスペンスタッチの作品を得意とし、女性の心理を描いた独自の作風はファンを魅了してやまない。『汝の名』『骨肉』『聖域』『冷ややかな肌』『廃墟のとき』『禁断』『その妻』『チャコズガーデン』(以上中公文庫)、『女神』『さえずる舌』『愛しいひと』『家族トランプ』『東京ヴィレッジ』『そっと覗いてみてごらん』など著作多数。

「2020年 『新装版 汝の名』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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