- Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334751364
感想・レビュー・書評
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難解なテーマを、不可思議な設定で描いているのに、さらっと読ませてしまうところが見事。違う訳と読み比べてみたいなぁ。
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不条理ながらも、思わぬ事態に直面した主人公の行動や家族の思いが真に迫る。
ありえないことのはずなのに、もし自分がこんなことになったら、と心がざわめいてしまう。 -
小説でしかできない表現ってこういうことかな。
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変身しか読まなかったけど…私の中での「痛快」という言葉の解釈はまさにこの小説が体現しているような気がします。
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収録作は新潮文庫と岩波文庫で読んだことがあったが、この新訳はそれらとは異なる史的批判版なるカフカの原著に近いものを底本にしてるとのこと。
そのことを意識しての訳らしく、段落分けが少ないもの読みやすかった。また、近年批判されているように余り重苦しい印象にもならなかった。
内容は今更言うまでもない。 -
何かよく分からんが、むなしさを感じた。
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ベッドから起き上がる一連の動作の言い回し、表現の仕方一つにしても非常に秀逸で素晴らしいと感じた。
ただ暗い。話が非常に暗かった。