夜明けのフロスト (光文社文庫)

制作 : 木村 仁良 
  • 光文社
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本棚登録 : 235
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (321ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334761622

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  • ーー平穏無事で和やかなクリスマスであってほしいと願うフロストだったが、期待はむなしく裏切られた。早朝、商店の戸口に赤ん坊が捨てられていて、その着衣には血痕が付着していた。少女失踪事件も発生し、また一方で、百貨店の事務所の金庫が荒らされ大金が盗難に遭っていた。署内はてんやわんやの大騒ぎ。しぶしぶながらフロストが捜査に乗り出し……(表題作)。ーー『ジャーロ』収録作品のなかから7編を厳選した傑作クリスマス・アンソロジー!
    原題:Early Morning Frost
    (2005年)
    — 目次 —
    「クリスマスツリー殺人事件」(The Christmas Tree Killer) エドワード・D・ホック/中井京子 訳(1999年)
    「Dr.カウチ、大統領を救う」(Dr.Couch Saves a President) ナンシー・ピカード/宇佐川晶子 訳(2002年)
    「あの子は誰なの?」(What Child Is This?) ダグ・アリン/中井京子 訳(2004年)
    「お宝の猿」(Brass Monkey) レジナルド・ヒル/宮脇孝雄 訳(2001年)
    「わかちあう季節」(Season of Sharing) マーシャ・マラー&ビル・プロンジーニ/宇佐川晶子 訳(2001年)
    「殺しのくちづけ」(The Kiss of Death) ピーター・ラヴゼイ/山本やよい 訳(2000年)
    「夜明けのフロスト」(Early Morning Frost) R・D・ウィングフィールド/芹澤恵 訳(2001年)
    解説「クリスマスにハートウォーミングなミステリーをお贈りスマス」/木村二郎(ミステリー研究家)

  • 表題以外に6つ短編があるけど面白いのはフロストだけ。このおっさんのええ加減さ、人間臭さがタマリマセン。翻訳されてないのがまだ幾つかあるはずだけど、早く訳してよ、どこでもいいから!

  • 7名の作者によるクリスマスストーリーのミステリ・アンソロジー。


    私の好きなフロストが読みたくて探してみたら、
    この中編を出してるってことで、図書館で借りてみました。
    読み慣れてるってこともあるけど、
    やっぱりフロストの話が一番おもしろかったなー。
    いくつもの事件がどんどん起こって絡み合って、
    それをイヤイヤながらもどんどんとフロストが解決していってさ。
    いつもの長編じゃなくって、今回のような中編であっても
    構成うまいな〜、ってうなっちゃった。

  • 相変わらずの フロスト節で 短編と言うこともあり あっという間に 読んでしまいました。その場面がありありと浮かぶ 文章で楽しめました

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