中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)

著者 :
  • 光文社
3.32
  • (39)
  • (130)
  • (239)
  • (45)
  • (7)
本棚登録 : 1624
感想 : 144
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334763626

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • さすが東川篤哉といった、ライトな読み口のユーモア溢れるミステリーでした!
    ライトな読み口、といってもトリックはとてもしっかりしていて退屈させない作品だと思います。
    大学生2人組のシリーズが面白く、大学生ならではのゆるいユーモアを交えつつ、しんみりとさせるところもあり、誰にでもおすすめできると思いました。

  • なんとなく読まず嫌いだった作家さんなのですが、以前読んだどんでん返しアンソロに収録されていた話が面白かったので一度読んでみようと思い手に取りました。なんとなく、キャラ小説とかラノベっぽいのかな?と勝手に思って避けていたのですが、予想に反してにちゃんとしたミステリでした。キャラクター同士のやり取りも軽快で面白い。テンポよくスイスイ読めました。ユーモアミステリと言うらしい。なるほど。あと個人的に岡山弁とか広島弁とか中国地方の方言が大好きなので、そこも好印象。読まず嫌いはよくないなぁ。他の作品も読んでみます。

  • 「中途半端な密室」

    「南の島の殺人」

    「竹と死体と」

    「十年の密室・十分の消失」

    「有馬記念の冒険」

  • あいかわらず軽い気持ちで読めて、なのにちゃんとミステリしてる。
    特に『竹と死体と』なんかは冴えてる。

  • 安楽椅子推理小説。
    5話からなる。
    「謎解きはディナーの後で」が、テレビ化されて有名になったけど、、、、
    この作品は、少しのヒントで、場所などを想像して行ったり、一つのピースで、ジクソーパズルをはめて完成して行く辺りユーモアを持って、面白いのだが、、、なぜか、文章的なのか構成的なのか、、、、本になると、興味が薄れるのはなぜなのだろうか?
    こちらの想像力の乏しさなのか?
    それとも、無理やりな出来事的な事が、多いせいなのか?

  • 軽めの短編集。
    岡山が出てくるあたりで少し笑った。
    推理というか謎解きだなあ。

  • ライトな推理小説として、キャラや語り口もコミカルで、楽しく読めた。

  • 2016年3月15日読了。
    2016年81冊目。

  • 面白いけど個人的には烏賊川市シリーズの方が好き‼️

  • 作者の初期短編集。粗いですが雰囲気は出てると思います。

全144件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

東川篤哉の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×