「東大」「ハーバード」ダブル合格16倍速勉強法 (知恵の森文庫 t も 2-1)

著者 :
  • 光文社
3.62
  • (11)
  • (18)
  • (25)
  • (4)
  • (0)
本棚登録 : 233
感想 : 26
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (271ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334785871

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ①地頭 ②戦略 ③時間 ④効率の大きく4つが勉強にとって大切だという。この4つがそれぞれ倍の効果が出れば、トータルで16倍速となるというわけ。

    「参考書を1から覚えようとするのが間違い。ピンポイントを先に攻める」
    「得意問題から取り掛かってモチベーションを一気に加速。」
    「問題を解く(クイズ方式で集中)->解説をじっくり読んで完全に理解する、のメリハリ」

    当たり前のようでいて、全然出来ていなかったなー。としみじみ。
    これを学生時代に読んでいたら・・・と思ってしまった。
    いやいや、まだまだ遅くない。

    何よりも、腰が重くなっていた勉強を「まずは1つでもやってみる」気になっただけでも読む価値が十分あった。

    勉強が出来る=集中力がある。

    シンプルだけどそのとおり。

    (1)地頭を鍛える
    -本は線を引きながら。その線やメモは自分が読書を通して得た価値。
    -実用書はポイントだけ、良書は繰り返し読むことで内容を咀嚼、書き方の学びにもなる。
    -書く作業にこそ意味がある。(脳にすりこむために)。綺麗なノート作りは不要。
    -何事も根拠を意識して書く。
    -数字に関する興味を持つ。

    (2)戦略
    -目標を立てた後は、敵を知る為の情報収集。
    -模試を受けることは自分の現在地を知ること。
    -苦手分野こそ延びしろが大きい。

    (3)時間
    -時間がないなら、1日を時間割にして優先順位をつけていく。
    -苦手分野に2時間、得意分野に30分などのメリハリ。(「勉強時間」という枠組みを組まない。細かく時間分け)

    (効率)
    -勉強はインプットと、アウトプット(問題を解く)でメリハリを。
    参考書は「解説の詳しいもの」を。
    -暗記モノはイメージ(画。音など)も取り入れて。
    -問題解答型は謎解きゲーム、暗記モノは記憶力ゲームとして楽しむ。

  • 表紙にも書いてあるように
    勉強効果=地頭×戦略×時間×効率
    コレを2倍にすれば全部で効果は16倍になりますよ!
    といってる本。

    勉強法の本は沢山出ているが地頭の鍛え方について書かれている本はあまり無いので最初だけでも読んで見る価値があるのではないか。

    実際に達成された方の話なので、モチベーションがあがる!
    と同時に今の自分の勉強スタイルと違いここまでやらないといけないのかと焦りを感じた。

  • 勉強のコツがとてもわかりやすく体系的にまとめられている。
    多くは自分が受験生だったときに「こうすればいいだろうな」と一度は感じたことだけれど、それをちゃんと実践して来た人とそう出ない人では大きな差ができることを痛感した。
    魔法のような方法はなくて、大成した人はコツコツとやって来ているということがわかる。ある意味救い。
    内容を思い出したいときは目次だけでほとんど思い出せそう。マインドマップにしていつも見えるところに貼っておくと良さそう。書きやすそう。

  • 勉強の仕方が実体験をもとに綴られており、参考になるものばかりだった。

    これを参考にしてこれからも勉強に励みたい。

  • 勉強の具体的な方法やコツがいろいろと紹介してあり、とても参考になった。
    目標達成にのためには、必要な要素を因数分解して、独自の方程式を生み出すべき、という著書の主張におおいに共感。
    本書の中で紹介されていた2冊(マンガで鍛える読書力、「東大」「ハーバード」16倍速仕事術)も購入してしまいました。
    これからはじめようと思っている資格試験の勉強に向けてモチベーションが上がってきた!

  • ★★★

  • 自己啓発本はいままで何冊も読んできたが、やはり実際に目標を達成されている人のものを読むと大変参考になる。
    結局本を読んで思うことは、やり方は人それぞれ色々な工夫や方法があるけれど、何かをやり遂げた人(この本のように学業であれ、その他スポーツであれ音楽であれ)は言うだけではなく、しっかりと取り組んだからこそ目標を達成できたんだろうなということである。
    勉強法が。。とかやり方が。。ってのは大切な要素なんだけど、結局何か目標を達成する際に、それにどれだけ真剣になって取り組めたかの差が一番大きな結果となって帰ってくるんだろうなと感じた。とくにこの本の著者である本山さんも本のなかでは簡単に説明しているようだが、いままでの道のりで相当の努力をし、目標達成のためにかなりの時間を費やしてきたことが伺える。
    なにはともあれ目標があるんだったらそれに向かって取り組むのが大事なこと!と思った一冊でした。
    …この感想は本の内容とはちょっとズレているが…

  • 16倍速と書かれるとものすごく効率の良い魔法のような勉強法かと一見思われるかもしれない。
    しかし、その中身は魔法というよりも現実的、論理的なものである。
    短時間でいかに効率よく目標に達せれるかという実用書も多いが、この本における現実的な要素、そして説得力がある要素は「時間」をないがしろにしない点、そして倍速とはつまり掛け算であるという点であると思う。
    いくら頭が良くても、効率が良くても、いい戦略を立てても勉強時間が0ならば効果はでないのだ。

    地頭、戦略、時間という項目についてはかなりいろいろな面に応用できる内容になっている。
    効率という項目は視点が問題を解く形式の勉強を想定しているので、
    レポート作成や企画書など自ら考える勉強についてはそのまま当てはめることが難しいアドバイスもある。

    個人的には効率の項目は高校受験のときからすでに意識してやってきたことがほとんどだったのであまり新しさは感じなかった。

    一貫してこの本の中で述べられていることは、すごく新しいとか画期的なアイディアというわけではないと思う。
    ひとつひとつは大切だと考えられてきたものを掛け算という形で結びつけ、しかもそれを著者自ら実践して成功させたという点で意味があり、このアイディアを合格体験記のように 読むことで読者のモチベーションも高められるという役割を持つものと考えられる。

  • 本屋さんでブラブラして見つけた本。
    少し立読みして面白そうだったので買ってみました(^-^)
    受験勉強やまともに勉強したことない私たけど勉強以外で普段の生活にも当てはまる内容でした!
    やりたいことがあっても努力しなければ出来ないことが多い(勉強 資格等)いつもなにか理由をつけて後回しにしてしまう…
    具体的にどうすれば良いのかが書かれていて参考になった(^-^)v

  • 勝利の勉強方程式=字頭×戦略×時間×効率
    の各項目を他の学習法等にも記載ある内容で一冊にわたり記載している。

全26件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

日本財団パラリンピックサポートセンター推進戦略部・広報部ディレクター。東京大学工学部システム創成学科知能社会システムコース卒業、ハーバード教育大学院国際教育政策修士課程修了。小学校から高校まで地方の公立学校に通い、親が家にいない超貧乏生活のなか、塾や家庭教師に一切頼らず、独自の学びのスタイルを確立。独学だけで東京大学やハーバード大学院に合格する。理系から文系、工学から教育学まで幅広く学ぶ。アジア最大級の国際NGOである日本財団で、世界30カ国以上を訪問。教育や人権、国際協力、障害者支援、パラリンピック支援事業を手がける。国際舞台で活躍できるリーダーを育成する「日本財団国際フェローシップ」、マンガで楽しみながら見識を広げる「これも学習マンガだ! 」、パラスポーツ体験を通して学びの機会を提供する「あすチャレ! スクール」など、本質的な学びの力を伸ばすための新事業をいくつも立ち上げている。『16倍速勉強法』(光文社)、『頭がよくなる! マンガ勉強法』(ソフトバンククリエイティブ)など、「学びの革命」をテーマに著書多数。

「2021年 『最強の暗記術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

本山勝寛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×