見知らぬ妻へ

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 278
感想 : 51
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334922979

作品紹介・あらすじ

愛しているから、別れるあなたへ。浅田次郎が魂を込めて贈る8つの涙の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 見知らぬ妻へ

  • 人生は、すべてうまくいかない。その中でも一番いい選択は?という話かなあ。自分で精一杯。それでも誰かのためにできることは、あるはずだよね。

  • 特別感動はないが、ひなびた温泉宿でひねもす過ごす心地よさがある。

  • たまたま図書館で手にした短編集、浅田次郎ならばハズレは無かろうと思って読んだ。かなり以前の本だけれども昭和の色は濃いけどなかなか地味に面白い。8話も盛られているけどそれぞれ味わいがある短編ばかり。中では小4時代のアイノコいじめがトラウマになった幼馴染3人の話「かくれんぼ」が良かったね♪
    1998年の作品

  • 5年前に離婚し、東京のボッタクリバーに客を回す仕事をしている花田は、手配師の土橋に頼まれて、中国人女性と結婚することになるが…。
    表題作「見知らぬ妻へ」のほか、7編を収録した短編集。
    (アマゾンより引用)

    この人の短編は読みやすいなぁ(*゚▽゚)
    どの話もなかなかやった(*´∀`*)

  • 2015.6.7

  • 知人が好きな作品だと聞き読んでみました。

    浅田次郎さんの作品はセンチメンタルなものが多いなと感じた。

    底辺において社会主義の回復というより社会主義が否定された社会においてセンチメンタルなカタルシスがあるような作品が多い。

    偶には人のおすすめを読むのもいい。

  • 「ファイナル・ラック」。馬券を見て、昔読んだことがあったと気づいた。唯一、ハッピーエンドの話。

  • 「スターダスト・レビュー」と「うたかた」が特に良かったけど、全編を通して良かった。

    でも「スターダスト・レビュー」の終わり方がイマイチ納得出来ないんだよなぁ…。
    あれって、音楽と決別するために指を切るのか手を切るのか分からないけど、とりあえず傷つけるってことでしょ。
    そうまでしなきゃ、いけないのかな。

    結構時代錯誤な話もあるけど、それは浅田次郎作だからなのかどうなのか…。

    そういえば、「ファイナル・ラック」は、「地下鉄に乗って」に少し似てるなと思った。まぁタイムスリップするところだけだけどね。

  • ・「かくれんぼ」「金の鎖」と表題作「見知らぬ妻へ」が良かった。「見知らぬ妻へ」は読んでる間自然とながやす巧の絵柄でイメージしてたんだけど、これ漫画化されてた?雰囲気ピッタリだわ。

  • まあまあっす

  • なんていうか、思ってた感じと全然違いました。面白くないわけでも、嫌いなわけでもないんだけど、求めてたものとは違ったなという感じ。長編が読みたい気分なのだ。

  • 高校時代知り合った踊り子の出会い、子供の頃の遊び仲間、団地に一人残され孤独死した老婆と孫、競馬で謝金をし銀行の金を使い込み自殺した大学時代の親友、日本に滞在させる為に偽装結婚した中国の女、やさしくもせつない涙の物語短編集。
    「うたかた」はとくに身につまされ寂しく悲しくなった。

  • 短編集。泣ける話はなかったけどせつなくなる話がたくさん。よかった。

  • まぁ良かったです

  • 1999年2月1日-浅田次郎 見知らぬ妻へ
    http://sinsei.coolblog.jp/nnnoblog/index.php?UID=917876640

  • 不法滞在の妻の話はポッポ屋に入っていた短編の方が好きだったな。全体的に少し力を抜いて描かれている印象を持った。

  • 浅田次郎の短編で嫌いなものは無い。

  • 人の繋がりを描いた短編集。可も不可もなく軽く読める感じかなと。個人的には「スターダスト・レヴュー」が一番好きでした。

  • 「うたかた」は涙なくして読めませんでした。他の短編も、こころに響く、人間ドラマだらけです

  • 人生の挫折、後悔、失恋、喪失…さまざまな痛みを抱えて生きる人たちを描いた短編集。やるせなさや切なさ、苦さを味わいながらも、しみじみとした何かに浸れる話だった。

  • 実際は、読んだのは文庫版だったけど、画像がついてなかったのでコチラで。
    一度読んだけど、読み返してみると全く覚えていませんでした。。。

    それはさておき。
    短編集ですが、共通して、
    不器用な男性の話だな、と。
    愛すべき、不器用な男性。
    個人的な話ですが、私はそういう人が好きです。
    正直に言えなかったり、わざと思うことと違うことを言ったり、
    果ては、何も言わなかったり。言えなかったり。
    だけど、それは言外に、「愛」があふれているんだ。

    抱きしめたくなるくらい、かわいい男性ばかりの集まりです。

  • 浅田次郎の「見知らぬ妻へ」を読んだ。浅田次郎。僕の大好きな作家である。僕はこの人の影響を多大に

    受けていると言っても過言ではない。とにかく好きだ。

    浅田次郎の作品には「昭和」を感じる。古き良き昭和の時代だ。

    この「見知らぬ妻へ」は8つの短編からなる作品だが、さすが短編小説の雄、浅田次郎である。もちろん

    昭和満載である。

    この本の帯のコピーがとても気になって手に取った。「愛しているから、別れるあなたへ。」

    このコピーにあるようにどれもが切ない愛の物語だ。心にくる。重くはない。そっと心の奥に切なさを置

    いて行かれた感覚になるのだ。

    この本に納められている作品の中でも「踊子」「見知らぬ妻へ」は特に素晴らしい。

    浅田次郎の作品「地下鉄(メトロ)に乗って」で発揮されているように、浅田次郎は時間の使いかたが非

    常に上手い。過去と現在、そして未来。小説ならではの時空トリップが心地よい「時間」を作り出す。

    それを誘導するかのように優しい文体と流れるような文章。作家を目指すものとして「こんな文章が書け

    たらいいな」というお手本である。

    男なんて、たいがいがロマンチストだと思う。男の恋愛観は以外と女々しいもので、だけど意地っ張り

    で、切ないものだ。

    いまの時代、優しい男というのは表面だけで優しさを繕っている男が多い気がするのだが、浅田次郎の作

    品で描かれる男は言葉や態度は乱暴に見えるが、心の奥底がとても優しい。これが本当の「男の優しさ」

    であると思う。テレビや本などを見ていると、昔(昭和)の男はカッコよかった。見てくれだけではなく

    心がカッコよかった。粋であった。平成の男子はこの「粋」を忘れてしまっていると思う。女性に好かれ

    たいが為の優しさではなく、女性を想うからこその優しさ。

    浅田次郎の作品にはこの優しさが溢れている。

    いじめが多発し、社会問題になっている昨今、教育改正もいいが、人として本当の優しさ、切なさ、悲し

    み、喜びを教えることが一番大事な事だと僕は思う。

    男たちよ、浅田次郎を読め。そこに本当の「男」がいるのだから。

  • 初版本

  • 短編小説。浅田次郎は長編のほうがいいな。

  • どれもあんまりインパクトのある作品じゃなかった。

    不完全燃焼。

  •  「大人の」じゃなくて、中年の童話ですね。

  • Jan.21 2008

    8話収録の短編集。
    主人公の決断をそれぞれ描く。これから幸せになるために過去との決断を下す“金の鎖”や十代の頃の恋愛を振り返る“踊り子”、落ちぶれたなりに幸せを掴もうとする“スターダストレヴュー”、少年時代の罪の贖罪を行なう“かくれんぼ”、人生最期を自分で決める“うたかた”、女を信じるきっかけをつかむ“迷惑な死体”人生の転機を振り返る“ファイナル・ラック”、そして表題になっている“見知らぬ妻へ”。

    “うたかた”はいろいろ考えられる作品で読んでいるうちに涙がとまらずなんとも言えない気持ちになりました。現代社会ではとてもフィクションとは思えない内容です。

  • 短編集。久しぶりの浅田次郎。
    1話目の「踊子」が退屈で出鼻挫かれた感があったけど、「うたかた」でこれこそ浅田次郎作品だと感じた。胸にぐっとくるせつなさ。

  • ぽっぽやを浅田次郎だと思っていた私に新境地。うたかたとファイナル・ラックが好き。救われるお話。特にうたかたは泣ける。あんな風に年をとりたい。

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著者プロフィール

1951年東京生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で「吉川英治文学新人賞」、97年『鉄道員』で「直木賞」を受賞。2000年『壬生義士伝』で「柴田錬三郎賞」、06年『お腹召しませ』で「中央公論文芸賞」「司馬遼太郎賞」、08年『中原の虹』で「吉川英治文学賞」、10年『終わらざる夏』で「毎日出版文化賞」を受賞する。16年『帰郷』で「大佛次郎賞」、19年「菊池寛賞」を受賞。15年「紫綬褒章」を受章する。その他、「蒼穹の昴」シリーズと人気作を発表する。

浅田次郎の作品

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