流星さがし

著者 :
  • 光文社
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本棚登録 : 248
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334926724

感想・レビュー・書評

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  • 関西から上京してきた若い弁護士の奮闘物語。1話ごとに完結していて読みやすいけど、エンディングは最後まで書かれているわけじゃなくて(書いてあるのもあった気がするけど)、そこは読者に想像させる感じなのかなー。続編があるかわからないけど、あるなら読んでみたいな

  • (収録作品)流星さがし/泥んこ泥んこ/離婚詐欺師/わたしの愛したスッパイ/白い彼岸花

  • 【あらすじ】
    新米弁護士・成瀬歌義は、京都の人権派弁護士の事務所から、東京の大手法律事務所に移籍してきた。武者修行してこい、というわけだ。ところが、勝手の違うことばかり。熱意は空回りし、依頼人には嫌われ、あげくには関西弁がよくない、とまで言われてしまう。しかも、持ち込まれる相談も、一風変わったものばかりで…。青年弁護士の奮闘と成長がまぶしい、爽やかな傑作青春ミステリー。

    【感想】

  • 2016.07.29
    なんかほんわかする本でした。なぜか?う〜ん、主人公が人を信じてる内容だからかな?それが感動を招ぶのかな?

  • 全く心に残らない内容だった。

  • 慣れない土地、東京で研修の身となった主人公の弁護士の様々な事件を描いた短編集。
    娘が学校でいじめられているから訴えたいと怒る母親。娘の制服は泥まみれだったこともあったらしい。事実を見極めるため、通学路をたどる主人公。他にも、手がかりとなるために白い彼岸花や、都内で流星を見れる場所や、陰膳の謎などにも迫る。
    なんか、悪くはないんだけど、どれもイマイチぱっとしなかった。柴田さんは長編の方が好きだなあ。

  • ガッツやで、負けたらあかんで
    にんげん、出自に関して誇りを失ってしまうと根っこが無くなっちゃう。どこで生まれてどこで育ったのか、それを他人から隠す人生は悲しいわ。
    時々考えます。神様ってなんて不公平なんだろう、って。こんな体質に生まれてなければ、私もっともっといろんな夢が持てたのに。そんなこと考えます。悶々と考えていると突然叫びたくなります。

  • 今年マイブームの柴田よしき作品。
    短編かしら? と思えば、新米弁護士、歌義の扱った案件ごとという設定。
    京都から東京の大手法律事務所への武者修行。東京ってだけでビビってしまいそう。やはり、最初に言葉のことを指摘された。
    ええ、関西弁の何が悪いのでしょう? いいじゃないか言葉くらい。
    嫌味でなく何事にも熱心な歌義に魅力を感じた。

  • 東京に武者修行に出た新米弁護士の話。短編集。
    別の話のキャラクターもちょい出演。

    装幀 / 藤田 和子
    装画 / 野呂 和史
    初出 / 『ジャーロ』2006年秋号、2007年春号・秋号、2008年春号・秋号、2009年冬号。

  • 桜さがしの続編、前作の登場人物である歌義が弁護士になり、東京の事務所に出向して成長する、歌義がメインの話。前作のように色々な人は出てこないので、前作からの流れで全員の行く末が、なんて期待して読むとちょっと物足りない。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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