- Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334928643
感想・レビュー・書評
-
アンソロジーなので好きな話もそうでもない話もあるのですが、貧乏性なのでとりあえず全部読んでしまう。そしてモヤモヤしてしまう。
全部好きっていうアンソロジーに出会う日はいつか来るかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
和菓子のアンの続きが読みたくて、借りた。
やっぱりアンちゃんにほっこりする。
ぜひ続編を書いて欲しい!!
他の作家ははじめて読む人が多かった。
バラエティに富んでいるので好きな話しと嫌いな話しがあって、和菓子は甘い話しが好きだなぁと思った。
でも、読んでから数週間経った今、ほとんどの話しを忘れているのは、その程度だったてってこと?
覚えているのは、「トマどら」日明恩と「融雪」柴田よしき。
一番食べてみたいと思ったのは「トマどら」。それ以外のどら焼きも美味しそう。
「融雪」は和菓子というよりはペンションのカフェメニューが美味しそうだったな。
(図書館) -
面白かったー!!!
ありそうでなった和菓子テーマの短編集。
どら焼が食べたい。果物が入ってるの食べたい。 -
和菓子に関する10の短編集。
あの和菓子の話の続き、から始まって
刑事ものから近未来から不思議世界まで。
色々な世界が覗けて面白かったですw
発案者の話ももちろん楽しかったですが
次の話の、トマトどら焼き…食べてみたいです。
主人公が刑事という時点で驚きではありましたが
トマトとどら焼き…どんなものなのでしょう?
とりあえず妹さん、騙されてなければいいですが。
和菓子と言えば国内の話になるだろう、と思っていたら
近藤さんは驚きの国外。
さんさんとした太陽の下で、ひょっこりと渡された和菓子。
また違った甘さの物体ですから、憶えのある甘さに
ほっとする気持ちは分かります。
すでに国内でさえ、色がありますからw
不思議話は恒川さん。
それが出現したのを想像するだけなら、厳かな感じがするのですが
語っている場所は、逃げてきた洞窟。
知り合った相手を置いて、生き延びた今
ふと思い出してでかけ…目的と邂逅できたのか。
それとも、向こうへと混じっていくのか。
北村さんの話は、よくもまぁこんな事思いつくな、と。
最後のラブレターのよう、とにやにやしてしまいました。
気分は、盗み見している感じです。
最後の畠中さんの晩餐付きミステリーには
だめだこりゃw と。
ひと目ぼれをするのと、その先を考えた、まではいいです。
先走りしすぎる感じがありますが、まだ人として理解できます。
が、なぜそれを試験式にするw
これは相手になったら、むっとしそうです。
むしろ、なぜ彼氏がいる事を思いつかないのか。
うぬぼれか自意識過剰か…悩む所です(笑) -
印象的だったのは、「トマどら」日明恩、「融雪」柴田よしき、「しりとり」北村薫。
和菓子が食べたい!!! -
ペット、本屋と続く作家が選んだコンセプトアンソロジーの読み残していた一冊。坂木司選の和菓子をテーマとしたアンソロジーです。
お気に入りは恒川光太郎「古入道きたりて」と近藤史恵「迷宮の松露」
恒川さんの作品の不思議な雰囲気が好き。和菓子がテーマというよりは、そっと物語に添えてあるといった印象でした。
「糖質な彼女」の主人公がクズすぎて不快でした。色々と無理…。
餡子が苦手なので和菓子は好きじゃないんですが、物語に登場する和菓子はどれも美味しそうでちょっと食べてみたくなりました。
他にも色々な作家のリクエストアンソロジーが読みたいなと思いました。「料理」とか「お化け」とか「スポーツ」とか、このテーマにはこの作家で、とか想像するだけで楽しい。