上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部

著者 :
  • 光文社
3.85
  • (90)
  • (227)
  • (123)
  • (15)
  • (2)
本棚登録 : 1119
感想 : 192
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334929107

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 自分には縁のない外商。娯楽の多様性に伴って百貨店自体の価値観が変わっていく中で、あるものを売る商売は本当に難しい。
    難題を個性的過ぎる登場人物たちがスパイシーに彩っている。
    販売業のなんたるかをよく描いてあるのと同時に、サービスを受ける側の心構えも必要だなぁとも。
    そして静緒の頑張りに元気をもらえる物語でした。

  • この人の職業小説はハズレがない。

    縁のない世界なだけに、入り込むまでに時間かかったけど、面白かったです。

  • トッカンの作者によるデパートの外商のお話。

    これはお仕事系の小説では面白かったです。
    『満願』の直後に読んだせいもあると思うけど、スカッと感が半端なかった。

    ドラマ化しないのかなーと思ったらすでにされてた・・・。
    連続ドラマでやり直してほしい。

    前の旦那は谷原章介で、枡谷くんは田中圭くんあたりで。ぜひに。
    鮫島さんは杏だと若すぎるし、天海祐希さんだとちょっと上すぎるので誰がいいかなー。背の高い、きりっとした人がいいな。

    上流階級というものを垣間見れるのも楽しいです。

  • 百貨店の外商で闘う女の人の話。上流階級の人たちの生活とか百貨店の話とか、まったく出会うことのないお仕事小説ってわくわくする。ラストの方は涙ぐんでしまった。しかし静緒の出来る女パワーすごい。これだけ優秀な人たちがまわりにいるだけですごい。向上心のかたまりだし、頭の回転も早いし、とにかく仕事ができる。静緒自身が立派すぎて共感はしないけど、べそべそ泣いたりしないし、てきぱき仕事してるサマは読んでて楽しい。ヤの愛人の珠里の話とか、弥栄子さまのこととか、桝家くんとの関係とか、続きがあるといいな。

  • ■ 1550.
    〈読破期間〉
    2015/4/6~2015/4/11

  • 面白かったです。
    桝谷さん、イイですねぇ。

  • ドラマにもなった作品ですが、
    映像を先に見ても、小説を先に読んでもどちらからでも両方が楽しめる作品だと思います。

  • 福丸デパート、外商、
    私には関係のない世界だけど、読ませる力がってどんどん読んでしまった。今日デパートのエスカ宝飾売り場をとおりがかったらこの本を思い出した。

  • 百貨店のわくわく感♪
    外商という世界もスゴイとこがあるものだとびっくり
    規格外な静緒が奔走する姿が◎
    ライバル的な桝家との関係も戦友めいてきて
    面白かった

全192件中 81 - 90件を表示

著者プロフィール

1976年兵庫県生まれ。2000年『マグダミリア三つの星』で第4回角川学園小説大賞奨励賞を受賞しデビュー。主な著作に「トッカン」シリーズ、「上流階級 富久丸百貨店外商部」シリーズ、『メサイア 警備局特別公安五係』、『シャーリー・ホームズと緋色の憂鬱』、『マル合の下僕』、「カーリー」シリーズ、『剣と紅 戦国の女領主・井伊直虎』、『主君 井伊の赤鬼・直政伝』(文藝春秋)など。2013年『カミングアウト』で第1回エキナカ書店大賞を受賞。漫画原作も多数。

「2023年 『忘らるる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高殿円の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
池井戸 潤
辻村 深月
辻村 深月
宮部 みゆき
三浦 しをん
有川 浩
宮下奈都
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×