ドアD

著者 :
  • 幻冬舎
2.93
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本棚登録 : 1041
感想 : 144
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344012769

感想・レビュー・書評

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  • 人の醜さとか愛情とかが表れてます。
    最終的にはまた同じ事が繰り返されて、
    最後の1人になるまで自分が生きようと必死になると思います。

    これは勝手な考えですが、
    友達が好きだった人を主人公も好きだったのではないか??
    主人公の願望、欲の深さが心の闇を生み出して
    1人が死んでいくとまた他の人の人の憎しみが深くなっていく…
    主人公も最後には人を憎む心しか持てないようになっていたと思う。

    人によって感じ方があると思うけど
    私は結構好きな話でした。

  • 物語は単純ですが、主人公が鬱陶しくて仕方がない。偽善者。
    そして物語の発想は凄いと毎回思いますが、毎回世界観の構成が杜撰な気がしてなりません。彼の作品は必ず無駄に人が死にます。

  • 読み終わった後に絶対に紙とペンと電卓を手に取る一冊。
    数学苦手なアナタでもきっとやりたくなる。
    んで「うがー!!!」ってなること間違いない一冊。

  • 読んでる時はですね~
    とっても ハラハラドキドキしながらいっきに読めちゃうんですよ!!
    この作品も 1人が犠牲になれば 他は助かるっていう設定は かなりイイと思うんですよね?
    最後の1人になるまでは 夢中で読んだんですけど、ラストのオチが「そういうコトかい!!」ってカンジで
    個人的には あんまり好きじゃないんです・・・

    フィクションはフィクションでいいんですけど もうすこし こう・・・スッキリしたかったってカンジでございます・・・

    まあ 「主人公ちゃん 最後までがんばれ!!」って気分・・・

  • 結構惨忍なシステムだと思いました。一人一人殺されていくシーンが気持ち悪かったです。

  • 突然何もない殺風景の部屋で起きた大学生の彼女たちが事件に巻き込まれる一冊。ひとつの部屋で必ず一人の人が死なないと次の扉があかない構造の部屋になっていて、いつこの部屋から出れるのかとおびえながら進む彼ら。死の恐怖におびえながらも最後に残った彼女がみたものとは、、、。はらはらしてとても楽しい一冊。

  • サークルの友人たちと飲み会をしたことまでは覚えていた。けれど次の瞬間、目が覚めたのはコンクリートで作られた正方形の部屋の中だった。部屋にあるのは赤色のスイッチと鉄の扉。そして、どうやら部屋を出るには一人が犠牲にならないといけないことに思い至る。

  • 一人が犠牲になればほかのひとは助かる…残酷な話でしたが、私は好きな話です。

  • グロさと狂気さは、怖かった。あと皮肉な終わり方!

    けど、この方の作品は・・文体も内容もあまりひねりを感じない気が・・。(映画版の『リアル鬼ごっこ』は完全に全部展開とキャラ配置が読めた)

  • この本は少し怖かったです。
    しかし謎が残ったまま終わってしまったので、腑に落ちませんでした。

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著者プロフィール

大東文化大学文学部日本文学科講師。1984年大阪府生まれ。専門は環境文学。著書に『反復のレトリック―梨木香歩と石牟礼道子と』(水声社、2018)、論文に「「声音」を読む―石牟礼道子『水はみどろの宮』とその周辺」(『石牟礼道子を読む2―世界と文学を問う』東京大学東アジア藝文書院、2022)など。

「2023年 『石牟礼道子と〈古典〉の水脈』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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