花と流れ星

著者 :
  • 幻冬舎
3.36
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本棚登録 : 1033
感想 : 216
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017238

感想・レビュー・書評

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  • 以前作者の本を読んだことがあったので今回この本を見かけて読もうと思いました
    ミステリーの短編集ですが他の本からの流れらしいので先にそっちを読んだ方が良かったかも
    それでも充分楽しめました

    特に一番最初の話は見事な伏線回収に鳥肌がたちました

  • 読んでから思い出したけど、これ結構昔に読んだわ。どの話もわりと好き。

  • 読了日2010/02

  • 2017.4.7-35
    真備シリーズ短編5編。
    流れ星の作り方、モルグ街の奇術、オディ&デコ、箱の中の隼、花と水

  • 真備シリーズの短編集。「流れ星のつくり方」と「花と氷」が特に良かったです。シリーズ1作目の時のように明らかな超常現象は少なくなってきてますが、かえってその方が読みやすくて納得もしやすいです。「背の眼」のように憑依された人間が犯人だったので、嘘が見抜けなかったとかいうオチや凜子の特殊能力の乱用はズルい気がするので、このまま真備シリーズは純粋なミステリーに移行していってほしいです。とっかかりが超常現象というのいいと思いますけどね。「モルグ街の奇術」みたいにラストに持っていくのも個人的には好きです。

  • これ続き物ですね。
    最初の巻ではなかったようですが、それなりに楽しめました。

    死んだ奥さんに会うために、自ら研究所を立ち上げた真備。
    その奥さんの妹、凛。
    そして、おっちょこちょいの道尾。

    謎の宗教団体に潜り込んだり、子猫の幽霊を探したり、マジシャンと右手をかけて賭けをしたり。面白い話が短編集ならではのいいテンポで綴られています。

    これ、シリーズの最初の話読んでみたいなぁ。

  • 真備シリーズの連作。

    今回は連作だけど面白かった~。
    いつもよりぐっと短いのでさくさく読める。

  • 『背の眼』、『骸の爪』に続く真備シリーズの三作目。
    五編が収録された短編集。
    これまでの作品と比べてミステリとしての仕掛けは控えめですが、登場人物の内面描写は鋭く巧みで、改めて感心させられます。
    人間が持つ残酷さと共に非力さも描かれているので、哀しさや切なさといった感情が余韻となって残る作品でした。

  • 真備シリーズ、3作目。短編集。

    このシリーズの1作目のようなホラーテイストはほとんど感じられず、普通のミステリものになっていたような。切なかったり、ほっこりしたり、いろいろと楽しむことはできたけれど、短編過ぎて、ちょっと物足りない気もした。真備、道尾、凛とキャラは好きなので、このシリーズでまたガッツリ長編ものを描いてほしいな。

  • いまひとつかな。
    花と氷が一番良かった。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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