花と流れ星

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 216
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344017238

感想・レビュー・書評

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  • 推理
    真備庄介、北見凛、道尾の三人。
    霊現象探求所

  • 読み進めるうちに嵌まるライトなホラーミステリーの各短編。真備霊現象探求所に持ち込まれる相談事の数々と結末。洗面台に水を貯め、栓を抜き、流れを見ていると最後に吸い込みは渦を巻く…そんな感じ♪。これって連続モノなんだネ。

  • <ネタバレ有り>



    ++++++++++++++++++++++++++++++++



    真備シリーズ短編集。
    「流れ星のつくり方」がよかった。道尾秀介は不気味な子供を描かせたら右に出るものはいないと勝手に思ってます。犯人は少年の目が見えないことを知っていた人物…と考えるとさらにぞくっときました。
    「花と氷」では、いつも飄々としているようでいて亡くなった奥さんをずっと想っている真備の姿が垣間見えて切なかった。そんな真備を想う凜も。幸せな友人の結婚式のシーンと、凜の心の中にわだかまる氷の対比が切なくて、悲しかった。その中で道尾の若干すべり気味のおとぼけキャラには和みました。
    短編集だからかあまりインパクトのある話がなくて残念です。このメンバーは好きなので、次はがっつり長編で読みたい。

  • これシリーズものだったんですね;
    最初の話のラストにドキッとしました。

  • 真備シリーズの続編?だった!短編で読みやすいけど、長編の方が好きかも(*^▽^*)真備シリーズはもっと読みたい~♬

  • よくやっちゃうんですけど、これシリーズものの3作目?なんですね。
    やらかした最初に読んじゃった!
    基本的に連作短編集、と言った形の印象を受けたので読むことは出来たのですが、端々に出てくる主要登場人物の過去が何のことやら……と言う状態に陥ってしまいました。
    前の作品を読んで余裕があれば再読出来ればまた新たな楽しみ方もできるんだろうなあ……。

  • 道尾が登場する、真備の話。軽い短編でそこそこ面白かった。ふたりが解決した以前の話を読んででなかったのが自分としては残念。

  • 道尾、真備、凛が登場する。『背の眼』の続編(じゃないけど時間的には続編)。これとの間にもう一つ単行本があるのかも。滋賀で起きた事件については知らなかったから、知っていたらまたおもしろかっただろうなぁ。真備が凛の姉、玲のことを想い焦がれるところは本当に切ない。
    『背の眼』『骸の爪』を読んでからぜひ。

  • 真備シリーズの短編集。真備&道尾コンビ大好きです。
    ひとつひとつの短編の登場人物も物語も素晴らしすぎて、もっと読みたいのに終わり?と思ってしまいました。なので読了後は少し物足りないような感じでした。
    個人的には「背の目」「骸の爪」のような長編の方が好きです。

  • 怪奇現象を謎とく感じは私の好みとは違ったので、★は3つ。

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著者プロフィール

1975年生まれ。2004年『背の眼』で「ホラーサスペンス大賞特別賞」を受賞し、作家デビュー。同年刊行の『向日葵の咲かない夏』が100万部超えのベストセラーとなる。07年『シャドウ』で「本格ミステリー大賞」、09年『カラスの親指』で「日本推理作家協会賞」、10年『龍神の雨』で「大藪春彦賞」、同年『光媒の花』で「山本周五郎賞」を受賞する。11年『月と蟹』が、史上初の5連続候補を経ての「直木賞」を受賞した。その他著書に、『鬼の跫音』『球体の蛇』『スタフ』『サーモン・キャッチャー the Novel』『満月の泥枕』『風神の手』『N』『カエルの小指』『いけない』『きこえる』等がある。

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