- Amazon.co.jp ・本 (277ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344024144
感想・レビュー・書評
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i had be known ending it's, but can't cool. at 138p. i think, need only an impression (with tears)at last 30p.
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気がついたら三途の川に着いていた小六男児の物語。ジュブナイル的ではあるのですが、大人が読んでもじゅうぶん楽しめます。脇を固める4人のキャラクタも秀逸。
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小学校6年生の叶人。
橋から落ちて意識不明の状態に。
心だけが、三途の川の手前、
賽の河原に迷い込んでしまう。
そこで出会ったのは、
死者を黄泉の国へと送り出す
「渡し守」をする
江戸時代の侍の姿をした武士。
三途の川を渡りきる前に、
現生へ残した死者の
心残りを解決する。
あの世とこの世を
行き来する
ちょっとミステリーな
ファンタジー
叶人は、
渡し守の二人と一緒に
死者の未練の元を
解決するうちに、
自分が橋から落ちた
本当の理由に向き合う
ほんわかあったかい気持ちになる
未練・・だれにでもあるよなぁ -
三途の川でお手伝い
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キャラクター設定がお見事
異世界のものたち、異能のものたちを
描かせると本当に上手だなぁ
物語は想像力で読むもの
という当たり前のことを
たつぷり楽しませてもらいました -
叶人は病院のベットで寝かされている自分を真上から見ている。外に出て歩いていくと、たどりついた先は三途の川。死因がはっきりしないため、三途の川を渡れない叶人は、そこでお手伝いをすることになる。手伝いの過程で命について学んでいく成長譚。読みはじめ『カラフル』が思い浮かんだ。
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児童書?なのかな。小6の男子が罪を犯して転生できない江戸時代の渡し守二人と三途の川で知り合い、行動を共にしての成長譚。「戦いで多くの人を殺しても罪にならないのに、たった一人を傷つけても罪になるという差は?」「尊属殺、卑属殺の罪の重さの差は?」とか、生と死の問題にぶつかりながら、自分のいじめ問題を乗り越えるというひどくハードな問題を扱うも、児童書としてオススメし易いし分かりやすいと思います。でも、西條さんのは時代物の方が自分の好みです。
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安定の西條さん。
今回も面白かった。
★を3つにするか4つにするか悩んだけど
結構あっさり系だったので(笑)
川に落ちてあの世の世界を歩いてる叶人(小六)。
でもちゃんと死んでるわけでは無かったので
三途の川を渡る事が出来ず、
取り敢えず三途の川の渡し守をしてる
江戸時代の二人組に預けられ手伝いをする事に…。
人間は誰でも地蔵玉を持ってるが
現世の未練が強いと川が荒れ玉が現世に落ちてしまう。
現世に落ちた地蔵玉を3人で探しに行くが…。
ファンタジーとシリアスがミックスしてる作品。
最後の終わり方が私の好きなパターン(笑)
あちらの世界は自分のイメージが視覚化される世界
三途の川や死後の世界に付いて知らなかった叶人
叶人の目には
ダ・ツ・エバァ(奪衣婆)=金髪碧眼の美女
県営王(けんえおう)作業服の公務員…って具合に見える(笑) -
橋から落ちて意識不明の重体に陥った12歳の少年・叶人はたどり着いた三途の川で、渡し守の手伝いをする羽目になる。
江戸時代の人間である獰猛な虎之助と折り目正しい侍の十蔵、対照的なコンビと一緒に、川に落としてしまった「地蔵玉」を探しに現世に戻った生意気な叶人が自身を見つめなおす物語だ。
ありがちだけれどコミカルに描かれる三途の川の世界は、厳しさもあるけれどどこかほのぼのとしていて愛らしい。 -
橋から落ち、意識を失った小学生の叶人。気がつくと、そこは三途の川。江戸時代の人物と思しき2人の男とともに、三途の“渡し守”を命じられる。ミッションは、死者の未練を叶えてあげること―。