探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 586
感想 : 67
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344026797

感想・レビュー・書評

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  • なるほど、これが一冊目で、よく泣きじゃくっていたって訳ね~絵のモデルを頼まれた先で地下のアトリエで重い銅の額が凶器となって有名画家が殺された。居間に掛かっていた絵の額はトリックアートとして描かれていたのだった。地元民は溝の口をノクチというが、後頭部を強打されて脳内出血を起こして溝の口で発見された遺体は接待を伴う飲食店従業員で、犯人だと思われる愛人の男は良太とアリサに電車で30分近く遠い喫茶店で会っていた。死んだ女性はノクチにいると同居女性に犯行直前に電話で伝えていたのだ。パチンコ店の入り婿の浮気を疑う家付き中年女性から自宅での浮気現場調査を頼まれた良太は黒い服でサングラスを掛けた女性を目撃するが、朝には夫が自宅のベッドで射殺され、1日後に妻が遺体で発見された。早朝の綺麗に整備された野球のグラウンドのマウンドで元高校野球監督がボーガンで胸を貫かれて殺されていた。ファウルグラウンドから放ったとすれば余程の腕の持ち主だ。~オイルサーディン24個注文の所を2千個注文してスーパーを首になったってこと。大手だったら売り方がありそうです。溝の口と武蔵小杉のライバル関係って本当? 大雨でタワマンの弱点が明らかになったよね

  • 「謎解きはディナーのあとで」の設定違い的な感じ。
    あんまり考えずに、楽に読める短編集。
    アリサがただの天才じゃなくて、ちゃんと小学生的なところがあったのが良かった。
    続編とか実写版もあったので、いつか。

  • オイルサーディンを誤発注して何でも屋になった橘良太。ある日依頼された子守の相手は10歳の探偵少女アリサ。小生意気なこの少女がやたら可愛いし、よく切れます。出会う事件は殺人事件など軽いものではないですが、二人のやり取りが微笑ましく、またそこからさらっとアリサが答えを導き出すのを楽しみながら読み進めました。脇キャラもみないい味を出していて、表裏見返しまで含めたぐるっと一枚の表紙絵も本当によく特徴をとらえていて見ていて思わず笑みがこぼれます。もちろんトリックなどはあっさりですが続きがでたらぜひ読みたいです。

  • 便利屋と少女の奇妙なコンビによる探偵短編作。

    第一話 名探偵、溝ノ口に現る
    第二話 名探偵、南武線に迷う
    第三話 名探偵、お屋敷で張り込む
    第四話 名探偵、球場で足跡を探す

    不運にも職を失い、便利屋を始めた橘良太と、依頼人の娘で、探偵を両親に持つ綾羅木有紗が、武蔵溝ノ口界隈で起きる殺人事件を解決していく。

    両親の前では良い子な有紗は、探偵を自負し、必殺技はミサイルキックという小4の娘。

    大人顔負けに推理に、良太は翻弄される。


    キャラが特徴的で面白いです。
    人気の子役なんかが、連ドラでやりそうな感じ。

  • 謎解きは~ に比べると、便利屋とロリータファッションの少女探偵という組み合わせ。キャラ立ちは無理がある。軽妙なボケ突込みの面白さはあるが、麗子お嬢様ほどでない。☆3つかな。

  • 小学生女子が事件を推理していく
    結構ばたばた死人が出るのですが、「ユーモアミステリー」の通り、ノリは軽いです
    こういうお話にリアリティを求めてはいけない!というわけで普通に楽しめました

  • 市図書館にて。

  • 結構前に二時間ドラマで見ました。
    ドラマの方はめちゃくちゃシリアスだったのに、こっちはなんだか楽しそうですね。
    内容こんなに違うんかーいという感じ。
    読んでみて、二人とも本田望結ちゃんと田中圭君でピッタリはまっていたんだなーと。違和感なく姿が浮かんできました。

  • 便利屋さんと探偵の娘コンビで殺人事件の解決。
    愚痴っぽくて不幸キャラで、わりとおひとよし。
    南武線界隈。

    C0093

  • ミステリーと言うよりコメディ。気持ちを楽にして読めました。溝の口、南武線を知らない方が読んで面白いのでしょうか…?

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2023年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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