愛なんか (幻冬舎文庫 ゆ 1-8)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 953
感想 : 75
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344402362

感想・レビュー・書評

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  • たくさんの恋愛が描かれていて忙しい。
    またじっくり読み返したい。
    それぞれのその後も知りたくなる。

  • 若さのピークを越えた女たちと、それに浸る男たち。みなそれぞれ甘く苦い恋の始まりと結末なのに、何故か共感できる様な、特別で生活感のある関係。正しい関係なんて、多分ない。みんな限界とプライドの狭間で葛藤しながら生きているのだろう。今の私には辛く、そして現実的な物語だった。
    「恋に狂って、憎んで、執着して、孤独になる。」

  • 恋って狂気だ・・・

  • 面白いし読みやすいんだけれど…
    ざわざわとかドキドキとか切なさが少し足りなくて
    なんか綺麗なお話だな~って感じがする
    彼女の作品は恋愛小説よりエッセイの方が私には合うのかな…

  • 2015/1/19手放すのでその前に登録

  • 愛と毒

  • どの恋愛も全然救われない。。。つらい。というか恋愛小説という表現も若干しっくりこない。どの登場人物も何らかのところで「愛」ってやつに振り回されてる気がする。

  •  短編集。
     相変わらず、働く女たちの恋愛模様……とゆーような感じかな。
     うん。恋をしなきゃわからないことはいっぱいあるし。恋愛の形は人それぞれ……だけど、この本、僕が今まで読んだどの本よりも、一番毒があるかもしれない……と、思う。
     具体的に「何が」というわけじゃないんだけど……。
     どう考えても、あなたそれじゃぁ、幸せになれないよっ!! っていうのがいくつもある。
     でも、それでも主人公の彼女たちは「幸せ」なのだ、という。
     ……怖いよね。
     でもきっと、その気持ちもとてもよくわかる。
     何が幸せかなんて、他人には決められない。

     この先に待っているのが破滅だと分かっていても、幸せな時も多分、あるのだろう。
     それは、残念ながら、私には否定できるものではない。
     恋をするのが幸せなのか、しない方が幸せなのか、答えなんて何処にもない。

  • 【内容】

    平凡な結婚を控えた公美は、偶然出会った男とのセックスで快楽に目覚め、全てを捨てて彼の元へゆき水商売を始める。
    一年後、かつての婚約者と再会するが・・・。
    仕事にも結婚にも答えを見つけられない女たち。
    人生という長い旅の幸福な結末を求め、覚悟を決めて歩き出す彼女たちの、孤独と痛みを描ききる、ビターな恋愛小説集。

    アマゾンより

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