マネーロンダリング (幻冬舎文庫 た 20-1)

著者 :
  • 幻冬舎
3.91
  • (174)
  • (225)
  • (185)
  • (15)
  • (4)
本棚登録 : 1936
感想 : 182
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (556ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344403536

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ストーリーよりも金融知識部分が面白かった。

  • ちょっと難しい部分もあるけど、展開が意外で面白い。

  • また、香港に行きたくなった☆

  • マネーロンダリングやタックスヘイブンを軸にした国際金融犯罪小説。著者は実際にその手の話に大変詳しいらしく、他にも国際金融系の著書があるみたい。小説は前半でこれでもかと盛り込まれる具体的なマネーロンダリング手法の薀蓄パートが大変面白く、後半の犯罪謎解きパートは謎の美女の犯行動機や周りの人々の行動原理がもう少し、って感じだった。が、そこまで書き込んだら多分上下巻になってしまっただろうし、本としては薀蓄好きとしてやっぱりとても面白かった。薀蓄ラブ。

  • こうした小難しそうな経済・金融話は苦手なので、序盤の説明が3分の2ほども締めている本文は正直読むのが辛すぎました。

    そこを乗り越えてようやくスケールの大きなマネーゲームと、それに関わる登場人物の駆け引きや思惑などが語られ出し、面白くなったように感じました。

    麗子が奪った50億円の操作とその行方については、(その方向に疎い私にとっては)十分リアリティがあって、かつロジカルで納得感があります。

    そのロジックを主軸に展開を考えているためか、登場人物の動きがそれにひっぱられ、人物の土台となる性格などがややステレオタイプのように感じました。

    マコトの他にも、もう少し感情的に動いて話の展開に大きく影響を与えるような人物が欲しかったというのは高望みし過ぎでしょうか。

    読了後は悪ない印象でしたが、どうしても序盤のダルさの悪い印象があって、その分☆はひとつマイナスに…

  • なかなかの面白さ。今読んでも全く古くない。これでタックスヘイブンへと進むことが出来る。

  • 友達の勧めにて読了。難しい金融用語も多く、すべては理解できなかったが、金融に対する知識は少なからず向上した気がする。物語調で学べるのがイイね!!

  • 前半なかなか、後半にかけてはまあまあ。一気に読んだ方が入り込めるかな。

  • 小説かそうでないかと突き詰めれば小説なのだが、かなりぎりぎり?あまりにも現実的な手段が描かれているせいでそう思ってしまうが、もちろん話として面白いし、登場人物も魅力的。

  • 金融用語が難しい
    金融オンチでもこれだけ楽しめた小説はすごい!

全182件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

2002年、金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)、『日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル』『橘玲の中国私論』(以上ダイヤモンド社)『「言ってはいけない? --残酷すぎる真実』(新潮新書)などがある。メルマガ『世の中の仕組みと人生のデザイン』配信など精力的に活動の場を広げている。

「2023年 『シンプルで合理的な人生設計』 で使われていた紹介文から引用しています。」

橘玲の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×