- Amazon.co.jp ・本 (491ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344404069
感想・レビュー・書評
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長崎などを舞台とした作品です。
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中学生くらいに読んだんだっけなあ。久しぶりに再読。今読むと随分と受ける印象が変わる。しかしこの人は人間をよくみているなあと思う。
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精霊流しは大切な人と別れる決心を決める。
現在では祭り的な意味が多いと描かれていて
でも本当は大切な人を送る訳だから
船は担ぎたくない。
このシーンが一番感動しました。
精霊流しは見たことないけど、
きっと綺麗で悲しい光景なんだろうと、読んでみてそう感じました。 -
『解夏』などの映画作品が非常に素敵だったので、さださんの小説も読んでみようと思って、購入しました。
話が進むにつれて、精霊流しとは何か、そしてなぜこの本のタイトルが精霊流しなのか、ということが染み入るようにわかってくる。さださんが今は亡き大切なひとたちへの優しい思いが各章にぎゅっと詰まっています。
最後に一番の山場を持ってきてる、小説デビュー作とは思えないよい作品。ほかのも読んでみたくなりました。 -
普通に面白かったです。何というか、「人生」を垣間見たというか。自分はまだ若いですが、壮大な人生を疑似体験したような、そんな感覚になりました。読み終わった時の達成感、充実感は、本の厚さのせいだけでは無いと思います。
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これはさだまさしの自伝ですか? はじめて書いたの?にしてはとてもいいのではないでしょうか。本当にあったこととすれば,とても重みのある話です。
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さだまさし氏の自伝的小説で、小説家としての初の作品です。
完全な自伝ではなく自伝的なので、フィクションと事実が混ざり合っている様ですが、とても感動できる作品です。
私が好きなのは、死産で亡くした子供の精霊船を出す夫婦のエピソードです。
自分も子供を持つ親として、涙無くしては読めませんでした。
同名の映画も作られましたが、内容が全く違います。
この作品をどう脚色したら、あんな駄作ができるのか理解出来ません。 -
人間を深く書いたなって感じの本。深く書けるってことは深く観察してるんだろうね。面白かった。
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良い人生だなあ…。
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まだ読んでる最中だけど。
解夏から4年ぶりに
さだまさし読んだけど、
期待裏切らず!
この時代の大学生が考えてたことが
手に取るようにわかる!
自分がいま大学生だから余計面白い。