- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405738
感想・レビュー・書評
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ちょっと急展開です。最後まで、いつ「告白」が来るのかと思って読んでましたが、この巻で、すべてがわかります。優希がふさぎこんでしまった全て、ジラフのことも、モウルのことも、わかります。
家族や子供ののことを、ものすごく考えさせられます。自分が子供を産む前に、この本に出会っておいてよかった。そこまで思うほど、すごく単純なところから、親子の関係はくずれていくのだと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
体が切り刻まれるような悲しみ、もがき苦しんだ先に解き放たれた感情。深く心に刻まれた記憶というものは、彼らのような経験をいうのかも知れない。
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1巻目、暗いなぁと凹みつつ、2・3巻目はあっと言う間に読んじゃった。
〜告白〜の終盤を電車の中で読んでたんだけど、思わず涙ぐんじゃったよぉ(;_;)
主人公の優希のお母さんが亡くなって、そのお骨を拾ってる時にジラフとモウル(優希の友達)が「いいお母さんだった」っていろんなエピソードを話すの。
「テストで10点取ったって言ったら、順番や点数にとらわれちゃだめだって笑ってくれた」「絨毯に紅茶をこぼした時、ミスから学ぶことが大事なんだって励ましてくれた」・・・
でもそれは全部うそ。
優希にとって全然良いお母さんじゃなかった。
小さい頃に覚えた、「想像上の家族」を語って現実逃避するって手段を使っただけ。
あたしも現実逃避大好きです・・・痛いです・・・ -
2005年8月29日。
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2回
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泣く。
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かなりどっぷりはまります▼o・ェ・o▼
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主人公の三人(優希・梁平・笙一郎)の過去が明かされます。ここが中盤の山場ですね。ここで起こった事が後々まで影響を及ぼすんですが・・・。またこの巻で次々と事件が起こります。
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虐待されて育った3人の子ども、ネグレクト・身体的な虐待・性的な虐待、それぞれが子どもに及ぼす影響の大きさとそれを乗り越えて成長する困難さが心に残った。
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ストーリーはどんどん泥沼に突入していき…