- Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405738
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
読了。レビューは最終巻で。
-
優希、ジラフ、モウルの過去があきらかに。
-
人に勧められた.久々に寝食を忘れて読み耽ってしまった.
年末年始に一気に読んだけど,話が重すぎて全くめでたい気持ちになれない正月だった.
重くてページをめくるのが苦しいんだけど,続きが気になってしまった.
人はみな誰かに認められたくて,受け入れられたくて,時に誰かを傷つけてしまう.
承認欲求とはやはり恐ろしいものだと思う.ともすれば欲求が肥大化し,手を付けられなくなってしまう.
承認欲求と上手に付き合っていくというのは難しいけれど,やはりとても重要なことだ.
登場人物の心情を想像するのが辛くて,悲しくて.でも,想像する営みは,私達にとってとても重要なことなように思う.
人の痛みに思いを馳せること.みんなが少しずつそんなことを出来れば,世界はもう少し優しくなるかもしれない. -
5にまとめます
-
ついに秘密を知ってしまった…
本当に悲しいし、本当に辛い…三人の子を持つ親として、こんな親が本当にいるなんて信じられない。
イフェメラのあの言葉にはドキッとした。
私も親になった事実をちゃんと飲み込んで、理解できるまで時間が掛かった事を思い出した。
そうだ、子供を持ったからとて、簡単に父親になれるわけではないのである。
自分の父親母親は僕に何を教えてくれた。何を見せてくれた。人としての礼儀作法を、人としての喜びや生き様をしっかりと教えてくれたと思う。僕もそれをちゃんと伝えようと努力してきた。
もうすぐ敦盛に謳われる年齢になる。大人の世界にいるようになって長いと云ってもいいだろう。大人にもアホもバカも賢いのも色々いるけど、歪んでいるのはめったに見るもんじゃない。
こんな作品のような世界もあるんだな。こんな親もいるんだな。こんなにも苦しんでいる子供たちもいるんだな。
なんか、つらい
悼む人も辛かったけどほんの少し暖かい感じがした。
本作はまだつらいままだ。
どんな結末を迎えるのか、まだわからない。