ほたるの群れ (1) (幻冬舎文庫 む 4-3)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 37
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  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416611

感想・レビュー・書評

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  • 暗殺組織の殺害現場の近くを通りかかったために、命を狙われることになった小松喜多見。助けに来た高塚永児も「会」と呼ばれる暗殺組織の抗争に巻き込まれていく。

    あらすじを見ると中二全開って感じなんですけど、「童話物語」の向山さんだし面白いに違いないと。4巻出てるから読むならまとめ読みしたいとずーっと思ってた作品です。
    読んでみるとやっぱり面白かった~!
    ぐんぐん読めるし、さすがの文章力で手に汗握るハラハラ展開!
    132~133Pあたりのスローモーションから動きが一気に戻る瞬間とか鮮明に浮かんでくる…!2巻目も楽しみ。

  • 内容はラノベなんだけど、ちょーライトな感じではない。たぶん文章のせい?そういえば最近のラノベって一人称とか神の視点の文章が多い気がするけど、これは主要人物たちの視点が順々に出てくる。

  • 「会」とか「塾」とか「駒」とかよく分からない用語が、説明もないままポンポン出てくるので、ハテナだらけになりながらも、テンポも早くて読みやすいのでどんどん先へ先へ!と読み進み、結局ハテナだらけのまま1巻を読み終える事になります(笑)

    中学生の殺し屋達なので、中学生活の描写もあったり、複雑な家庭の事情も垣間見えたり(その辺もまだ焦らされてて詳細不明)。
    当たり前の中学生活の合間に、殺し合いみたいな、説明するとぶっとんでますけどね。面白いんですよ、これが。

    色々謎がありすぎるままなので、一気に読まずにはいられません!!

  • 前から読みたかった本。向山貴彦さんは童話物語が好きすぎて新しい作品は期待と不安と半々だったけど、ジャンルがだいぶ違っているので比べることなくそれぞれ楽しめました。

  • 新作小説、何年待ったことか。
    謎の対立構造があって、その中でも自分なりのポリシーを貫く人がいて、巻き込まれた無垢な?中学生がいて。
    世界観と、主人公たちが持っているものが、今後明かされていくんだろう。
    これだけだと文章の上手いラノベって印象だけど、それで終わらないでほしい。

  • 殺し屋集団の一人が何者かに倒され、そいつに報復する為主人公の通う中学に潜りこんだ。主人公の好きな子が狙われる事になり、護りたい一心で殺人者を迎え討つ。
    今度の物語は戦闘が盛り込まれてます。

  • いいだろ、胸に目がないんだ

    わくわくしました

  • どうなるの?喜多見がカワイイ(^O^)/

  • 表紙買いしたけど、案外テンポよく読めてすぐに続きが読みたくなった。

  • 我が愛すべき『童話物語』の作者の作品ということで
    迷わず購入

    今回も優しいファンタジー色強いやつなのかしらと思って読み進めれば見事に裏切らます

    本作は、現代を生きる暗殺者の話

    思いがけずグロかったりして驚きました


    しかし作者の、人間の内側の感情表現の切実さや痛々しさは健在


    今後物語はどう展開していくのか、楽しみ

    会長素敵

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