- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344423473
感想・レビュー・書評
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借金を抱えた人間が集められ、とある一軒家で擬似家族を演じる。
借金返済条件は、そこで一年間過ごすこと。
家族ごっこならぬ、全員鈴木の鈴木ごっこが始まる。
シュールな笑いが心地好い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても文章が軽く、サクッと読めてオチも中々で良かったです。もう少し短くまとめても問題無かったかも。小どんでん返しくらい。
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まあまあ
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借金を抱えた男女4人が、借金を返すために集められ、1つの豪邸に住む。そこで、鈴木ごっこをし、1年間過ごすというものだ。見知らぬ人と家族ごっこをするのに慣れてきた頃、新たな命令が下った。失敗したら、4人の命はない。果たして、4人はその命令を成功できるのか、そして鈴木ごっこが意味するところは…
知らない人たちが、家族みたいに過ごすみたいな話は結構好き。今回の鈴木ごっこは、特に多額な負債を抱えた人たちってのも良かった。
本自体は、薄いものですぐに読めちゃうかんじだった。
しかし、鈴木ごっこの本当の意味とかラストでびっくりすることはあったけど、なんとなく納得がいかない。
そんなことして、本当に借金がチャラになるのかな?1年間って結構長いし、その他諸々の経費とか考えるとマイナスなんしゃないかなとか思ったり。
でも、なかなか面白いものでした。映像化されたみたいで、YouTubeで予告見たけど、なんか原作と俳優が合ってなかった…そんなもんか、映像化なんて。
2016.5.15 読了 -
途中まで楽しんで、ワクワクしながら読んだのに、帯の大げさな煽りに期待しすぎて最後の最後に肩透かしを食らってしまった気分。
帯を気にせずに読んでいたら、せめてラスト7行〜とかなければ、多少予想はつくものの十分どんでん返しもあったし楽しかったのになあ…。
衝撃といえば衝撃だけれども。 -
借金が原因で鈴木生活を始める赤の他人4人。
その集団生活の中で自分を見つけ出す系の話かと思ってたら……。
おー、こわっ。 -
帯の「ラスト7行の恐怖に、あなたは耐えられるか?」に戦々恐々としていたのに、中身は家族コメディで楽しく読みました。この微笑ましい展開が最後まで続けばいいのにとすら思いました。帯でハードルが上がっていたせいか、正直オチは微妙。この作品はミステリーホラーではなく現代小説で充分面白かったのでは…とすら思いました。映像化されているので、そちらも観てみたい。
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4月1日、見知らぬ3人の男を出迎えた女。女は夫の借金を返すために、同じく借金を抱えた3人の男と「鈴木家」の家族として1年暮らせば4人とも借金は帳消し、とされたが−
◆うわぁ…。しかしなんで浮気でよその女孕ませるような夫の借金のために奥さんが頑張るかね。この夫を鈴木家に送っちゃえばいいじゃん(笑)夫だけ、今まで通りの普通な暮らしをして楽してる気がする…。スキンヘッド嫁は毎回最後は「証拠」とられるために…?ここも奥さんが可哀想…。 -
すらすら読める。
話もなんとなく先が読めるような「ん?」と感じるところもあるが…
今までのまとめ話なの?
あと、スキンヘッドにも借金があるんだな。
これだと、小梅以外の人たちの残された家族が騒がね?