鈴木ごっこ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1442
感想 : 140
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423473

感想・レビュー・書評

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  • 鈴木ごっこっていうタイトルがすき。

  • 1時間ほどで読了。

    借金で首が回らなくなった4人が、ある日突然集められて一緒に暮らすって話。
    オチが読めてしまった。伏線が分かりやすすぎ。星新一だったら2ページくらいにまとめてくれそうな内容。

  • 最後はまさかで心臓がきゅってなった。
    ほっこりするようなお話だった。
    木下半太さんは読みやすい。
    ラスト7行が意味深だった。

  • 木下さんらしい展開で最後まで楽しめた

  • 他の人も言っている通り「へ〜そっか〜」で終わる。結構ありきたりな設定。
    しかも「鈴木」である理由が分からない。きっとこれは齋藤でも田中でもなんでもいいのだと思う。
    これが鈴木である意味をもっと見いだせたら良かった。
    あと最初に張った伏線とあとからのネタばらしで矛盾が生じる点があるからそこが惜しい。

  • 借金を抱えた4人の男女が世田谷一等地で一年間家族として暮らす、それが借金帳消しの条件だった。
    分かりやすくテンポもよくほどよくミステリー本を読む気が起きないときの導入に。

  • 2500万円の借金を背負った人たち。それを帳消しにするために一軒家に集められ一年間鈴木家の家族の一員として過ごすことを課せられます。鈴木家として過ごす意味は?一億円の価値はどこに?少々違和感は感じていたものの、彼らそれぞれの背景などを絡めながら笑いも忘れずに月日はどんどん過ぎ…(というかどんどんページをめくって)。最終的に、おお、そういうことか。うん…。えっ?そういうこと!みたいな。そんなにインパクトが強いものではないはずですが、さくさくっとあっさり読めてしまった分逆に印象に残りそうです。

  • 結果的にホラー

  • 相変わらずユーモアのある文体で非常に読みやすいが、
    他の作品に比べ、内容が薄い。

  • 初めて読む作者の作品。

    何かままごとのような物語から、始まるのだが、、、
    血のつながりも、一度も認識の無い者どおしが、巨額の借金で、家族ごっこをすることになるのだが、、、、

    2500万円の借金の為に集められた男女4人、、、
    名前も、いい加減な名をつけて、1年という期限で、生活し始める。

    さてさて、最後の所で、睡眠薬が、、、、、
    何故?
    それは、臓器売買の為に・・・・

    何故か、松阪牛に、美味しいお酒を飲ましたりして、牛肉を美味しくさせるような、、、、話が、書かれているような、、、


    人間の世界の怖さを、、、、最後で、締めくくっていた。

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著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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