鈴木ごっこ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.28
  • (33)
  • (116)
  • (195)
  • (54)
  • (7)
本棚登録 : 1442
感想 : 140
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344423473

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まあ正直、内容は薄いし、結果それで?って感じはある。
    もっと各登場人物の心情を深掘りもしてほしかった。

    けども、エンターテイメントとしては充分だったし、暇つぶしにはいいかなーと。

  • 借金を返すために
    複数の人間が集まって「鈴木」家を演じる。
    だから鈴木ごっこ。

    だんだん情がうつってくるが…

    しかし
    鈴木家を演じる目的がなんだかな?で
    だから終わりも、なんとなくパッとしない印象…

  • 「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。彼らの責務は、ここで一年間、家族として暮らすこと。見知らぬ者同士が「家族ごっこ」に慣れてきたある日、貸主から次なる命令が下った。失敗したら四人に未来はないー。貸主の企みの全貌が見えた瞬間、想像を超えた“二重の恐怖”がつきつけられる!

  • 会話中心で、あっという間に読める読みやすさ。薄いし、1日で読めてしまう。
    内容としては、特に「あぁ、そう」という感じ。暇つぶしのエンターテイメントとしては、面白いかも。

  • 多額の借金を負った複数の男女がとある男に1年間疑似家族を演じることで借金をチャラにすると提案される。なぜそれで借金が無くなるのか誰も分からないまま物語は進んでいく。短編で空き時間に簡単に読める気楽な一冊。

  • 借金がある人たちが返済のために突然鈴木さんになり家族になり一緒に暮らしていくお話。最後にどんでん返しも。
    好きです。短くて読みやすい内容でした。

  • このさりげない恐ろしさがいいです

  • 2千5百万の借金を抱えた4人が鈴木姓を名乗る家族として1年間生活することになる。最後はちょっと怖い結末。一気に読めるエンターテイメント小説。

  • 結構興味を引くタイトルですね。
    設定も不思議で。
    オビにはそそる惹句が書かれているそうです。
    読みやすすぎるので、ハードなものに疲れた時におすすめします。

    ページ数少なく、各章登場人物一人ずつの回想が入った独白3人称。
    これでもう色々読んでる方は気づく…
    映像が浮かびやすい構成だなと思っていたら、映画化されていました。

  • 1時間で読めた。ネタには完全に騙された。

    そんな人間の言うこっちゃないかもしれないけど、「…だから?」 これ以外に読後感はない。
    1年食事に気をつけたくらいで、積年の不摂生がリセットされて健康体になりますかねえ。
    ハタチの男が中学生のふりとか、中年がおじいちゃん設定とか、無理ありすぎ。
    等々の点でまるでリアリティが感じられず、こんな雑な計画が成功するとはとても思えないのだ。ならば、借金をチャラにする=カネを稼ぐには、もっとずっとラクで確実な手段があるだろう、と。
    道楽なら、まだわかる。実利を求めて「ビジネス」としてこなすには、この「ごっこ」は下策すぎる。

    2018/3/14読了

全140件中 61 - 70件を表示

著者プロフィール

一九七四年大阪府出身。作家。劇団「渋谷ニコルソンズ」主宰。主な著書に『悪夢のエレベーター』『悪夢の観覧車』などの「悪夢」シリーズをはじめ、『アヒルキラー』『裏切りのステーキハウス』など。『悪夢のドライブ』『サンブンノイチ』『鈴木ごっこ』他、映像化作品多数。『ロックンロール・ストリップ』映画化の際は、自ら監督も務める。「仮面ライダーリバイス」(テレビ朝日系列)では自身初の特撮作品メインライターに抜擢された。

「2022年 『オーシティ 負け犬探偵 羽田誠の憂鬱』 で使われていた紹介文から引用しています。」

木下半太の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
沼田 まほかる
ピエール ルメー...
湊 かなえ
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×