僕らのごはんは明日で待ってる (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 289
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424500

感想・レビュー・書評

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  • 瀬尾さんワールドは
    疲れた心をほっこりさせてくれます。

  • サクサク読めました。
    女の子の上村さんのキャラクターに共感した。
    ハッキリものを言うけど面倒になったらスパッとやめてしまう所。

  • 会話のテンポとか、言葉が独特で面白い

  • 読んだ後にケンタッキーが食べたくなる。笑

    2人とも家族関係で割と重めな事を抱えてるけどそこに焦点をあてるんじゃなくてこの2人がそれぞれこれから生きていくってことにあてられて読みやすかった。
    不器用なイエスが決めたこと、かける言葉がどこまでも優しいなと思った。
    小春さんとイエスの夫婦が2人で生きていくってことを選んだことがなんかすごい希望に思えた。

  • 勧められて読んだ本
    最初主人公の人柄や感じ方に、こんな感じで大丈夫なんかと頼りなく思ったけど、不器用ながらに素直なところがあって、どんどん主人公の世界が変わっていく感じ。

  • 2時間位でサラッと読めた。
    主要人物2人とも大切な家族をなくしてるにも関わらず、そのバックグラウンドに大きく焦点を当てずに物語が進んでいくところが良かった。どんなことがあっても生活は続くし、体育祭も開催される、恋もする、別れもある、病気もする。誰にだって淡々と日常は巡ってくる。そう言う事を含めてこのタイトルかなあと思った。

    結局ラブストーリー?だったのか分からないが、二人の深い関係性は素敵だなあと思う。

  • 入院中に読んだ本。
    「会いたい人とか一緒にいて楽しい人って何人かいるけど、でも、いろんなことを平気にしてくれるのはイエスだけだって。」っていうところがすごく好き。なんでも大丈夫!と思わせてくれる人ってなかなかいないし、もっと大切にしないとと改めて感じた。

  • 兄の死、両親がいない、病気など、重いテーマを扱っているのに、いい意味でサラッと読めて、読後は瀬尾さんらしい温かい気持ちになる。
    読んだ後、題名がすごく良くて感動。
    ごはんって、生活の中で幸せを感じる瞬間の一つだから、大切にしたい。

  • 『たそがれ族+さっぱり族=相性ばっちり!?』

    兄の死を境にたそがれてばかりの葉山くんと、一見、さっぱりとした性格の上村さんとの青春恋愛物語。二人とも過去の重荷を背負っているのに、暗くなりすぎず、かといって、軽くなりすぎず、この絶妙なバランスは、さすが瀬尾さんです!

  • 葉山くんと上村さんのお話。いや、葉山くんの姓周時代の1ページともいうべきか。家族事情とか、仲良くなったら話してもらえると期待した葉山くんの気持ちも分からなくない。この二人は、これからも二人三脚で生きていくんだろうな。

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著者プロフィール

1974年大阪府生まれ。大谷女子大学文学部国文学科卒業。2001年『卵の緒』で「坊っちゃん文学賞大賞」を受賞。翌年、単行本『卵の緒』で作家デビューする。05年『幸福な食卓』で「吉川英治文学新人賞」、08年『戸村飯店 青春100連発』で「坪田譲治文学賞」、19年『そして、バトンは渡された』で「本屋大賞」を受賞する。その他著書に、『あと少し、もう少し』『春、戻る』『傑作はまだ』『夜明けのすべて』『その扉をたたく音』『夏の体温』等がある。

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