リボルバー (幻冬舎文庫 は 25-7)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 4654
感想 : 216
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344433069

感想・レビュー・書評

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  • ゴーギャンにゴッホ。
    フィクションとは思えないリアルさ。
    The原田マハって感じの作品でした。

  • ゴッホのひまわりの絵が好きで表紙と作家さんにつられて購入。
    ゴッホは自殺とばかりに思っていたけど定かではないのか。真相は本人しかわからないけどこんな形もあるのかと納得してしまう何かがありました。
    あと、テオさん頑張り過ぎ。お兄ちゃん大好きだったのかな。心労とかでやつれてしまったのでしょうか。

    同じ作家さんで、ゴッホが題材の本が他も出ているみたいなので読んでみたい。

  • 本当の話だと思うくらい。
    原田マハさんの本は静けさを感じるから好き。

  • やっぱりマハさんの話は、出てくる絵をじっくり目にしながら読みたくなる。
    今回はいつもよりちょっと強引だった気がするな

  • ゴッホのリボルバー。
    ひまわり。
    錆びた鉄の匂い。

  • ゴッホという、常人では計り知れない人の考えることは分からないなあ、という印象。
    分からなくて、いい。
    でも、天才過ぎて孤独だったんだろうと思った。

    謎解きは、ちょっとうーん、やっぱり原田マハさん好きとしては展開が読めてしまったかな。

  • ゴッホとゴーギャンなど美術史に関して無知でしたが、こちらの本を読んで色々と知ることができて良かったです。ストーリーも面白いと思いましたが、なんかあっさり終わった感じがします。

  • 正直、ゴッホのイメージとしては悲しい寂しいものがあったため、ゴッホ関連の書籍は避けていた。今回はリボルバーにまつわる謎ということで少し焦点がズレている気がして手にとってみた。今まで原田マハさんで読んだ美術関連の小説はアーティスト人にまつわるストーリーが濃厚で感動するものだったため、それを期待もしていたがあまり感動する、胸を揺さぶられるものでは無かった。莉子に対して主人公が最後、もっと胸を張れるスカッとすることが何かあるのかなあと思ってたが、莉子の方が上手だし…で何かモヤモヤしたままだった。ゴッホとゴーギャンの関係性も第三者から少しの時期を少し語られるだけだから感情移入出来るものでもないし。もっとゴッホとゴーギャンの関係性に熱さを感じるエピソードが欲しかった。

  • 単行本が出版されてからずっと読みたかった本、単行本は高いし、文庫本がでても中古本しか買わない私はなかなか手に入れることが出来なかったけどいつもよりお高い中古本を思いきって買ってみた。
    ハイ!思っていたとおり、今回もゴッホやゴーギャンのいた時代にタイムスリップ!フィクションなのにまるで本当にあったことのような気持ちになってしまう。美術の知識が殆どない私でも情景が目に浮かびゴッホやゴーギャンの心情に心を寄せる。でもやっぱり一番好きなのはテオ 

  • オークション社に持ち込まれたリボルバーについて、ゴッホが自殺に使用したかを巡りゴッホ、ゴーギャン2人の過去が解き明かされていく物語。
    どこからどごまでがフィクションか分からないため、事実が気になる。

    本当に事故で亡くなってしまったのか…

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著者プロフィール

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立。フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年『カフーを待ちわびて』で、「日本ラブストーリー大賞」を受賞し、小説家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で、「山本周五郎賞」を受賞。17年『リーチ先生』で、「新田次郎文学賞」を受賞する。その他著書に、『本日は、お日柄もよく』『キネマの神様』『常設展示室』『リボルバー』『黒い絵』等がある。

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